ホンダ次期型「NSX」まもなく公開か!? 斬新“グリーンライト”採用の新型「和製スーパーカー」“2024年1月登場”に期待がかかるワケとは
これが次期型NSXなのか…「Acura Electric Vision Design Study」
ホンダは、2022年8月の同イベントで「Acura Precision EV Concept(アキュラ・プレシジョン・イーブイ・コンセプト)」のコンセプトカーを発表しています。

これは2024年初頭より北米で発売を予定する新型EV「ZDX(ズィーディーエックス)」のデザインを示唆するもの。つまり、北米市場向けの新型モデルのデザイン・コンセプトを、8月の同イベントで披露するというのは、過去にも行われた手法です。
そういう意味で、次期「NSX」を考えるとき、同イベントでホンダが発表したコンセプトカーは重要です。
そして、ホンダは、この「Acura Electric Vision Design Study(アキュラ・エレクトリック・ビジョン・デザイン・スタディ)」を、「Acura(アキュラ)の次世代ハイパフォーマンス・スポーツEVデザインの方向性を示すもの」と説明しています。
Acura(アキュラ)のハイパフォーマンス・スポーツといえば「NSX」しかありません。つまりは、次期「NSX」のスタディ・デザインということでしょう。
ここで、ポイントとなるのは「EV」と説明されていること。本当にEVとしてリリースまでこぎつけるのかは不明ですが、次期「NSX」の可能性のひとつとして、EVがあり、このデザインがあることは間違いありません。
このデザインのユニークなところは、全体としては流麗な流線形でありながら、フロントやリヤ周り、ホイールデザインは直線的なデザインとなっているところ。
曲線と直線が組み合わされている部分ではないでしょうか。エキゾチックで、力強く、そしてネオングリーンのライティング・シグネチャーが印象的。非常に魅力的なデザインであることは間違いありません。
こうしたエキサイティングなモデルの存在が、ホンダが電動化100%になっても、刺激的なモビリティを提供し続けることの証明となるはず。ぜひとも、実用化を期待したいと思います。
Writer: 鈴木ケンイチ
1966年生まれ。國學院大学経済学部卒業後、雑誌編集者を経て独立。自動車専門誌を中心に一般誌やインターネット媒体などで執筆活動を行う。特にインタビューを得意とし、ユーザーやショップ・スタッフ、開発者などへの取材を数多く経験。モータースポーツは自身が楽しむ“遊び”として、ナンバー付きや耐久など草レースを中心に積極的に参加。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを、分かりやすく説明するように、日々努力している。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。





















































