便利な「カーシェア」を移動以外の目的で使う人が増えている! 「それってアリ!?」な意外すぎる活用法とは?
カーシェアを使うときの注意点とは
クルマを所有している人にとって、お金を払ってまでわざわざカーシェアを借りる必要はないと思われがちですが、実はそんなこともなさそうです。
近距離での移動だけでなく、次に乗りたいクルマを試しに借りてみるというのもひとつの活用方法だといえるでしょう。
たとえば、新車を購入するときはディーラーへ行って試乗をしますが、そのときにセールス担当者が同乗してクルマの説明してくれます。
しかし、これが苦手だという人も多く、そんなときにお目当ての車種がカーシェアで導入されていれば、好きに試乗することができます。

また、探せばオープンカーなどの趣味性の高いカーシェアもあるので、買うほどではないけどちょっと乗ってみたい人にも好都合かもしれません。
また、久しぶりに運転するペーパードライバーにもカーシェアはおすすめです。何より初期投資が非常に安価なうえに、軽自動車からミニバンまでさまざまな車種が選べるので、慣れないうちは小さいクルマを借りるなど、運転感覚を取り戻すと良いのではないでしょうか。
ただし、カーシェアならではの注意点として、時間ごとの従量課金に加え、6時間以上予約の場合は「距離料金(1kmあたり十数円)」が追加されることがあります。
5時間59分と6時間では数千円違うこともあり、それなら普通にレンタカーを借りたほうがお得になってしまいます。ただし最近ではカーシェア各社も長時間利用向けプランなどが設定されており、上手に使い分けると良いでしょう。
またカーシェアは、乗り出し時とは違うステーションへ返却する「乗り捨て」の料金が、レンタカーより多少割高になってしまいます。ただしこれも時間制とうまく組み合わせれば、お得に利用できる可能性もあります。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。



















