三菱「トライトン」まさかの復活! 海外専売じゃもったいない! 日本でも売ってほしい「ピックアップトラック」3選
魂動デザインのスタイリッシュなピックアップとは?
●マツダ「BT-50(ビーティフィフティ)」
マツダとフォードの共同開発で2006年に誕生したピックアップトラックが「BT-50」です。
しかし、2015年に両社の資本提携関係が終了したこともあり、2020年に登場した3代目は一転、いすゞからのOEM供給を受けたモデルへと変更されました。
BT-50デザインと使いやすさ、安心感を追求しているのが特徴です。
ボディはシングルキャブ、フリースタイルキャブ(キングキャブ)、ダブルキャブの3種。ボディサイズは全長5280mm(シングルキャブは5245mm)×全幅1870mm×全高1790mmと、三菱のトライトンに近い大きさです。
搭載されるエンジンは3リッターと1.9リッターの直列4気筒ディーゼルターボで、それぞれ190馬力と150馬力の最高出力を誇ります。
トランスミッションには6速MTと6速ATを用意。2WDと4WDの選択も含め、選べる組み合わせは仕向け地によって異なります。
BT-50で注目されるのは、やはりスタイリングでしょう。
マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」によってピックアップトラックならではの力強さとタフな機能性、道具感が表現されています。
●ホンダ「リッジライン」
ホンダ「リッジライン」は米国で開発、生産されるミドルクラスピックアップトラックです。
現行モデルは2016年に登場した2代目で、ボディサイズは全長5334mm×全幅1996mm×全高1798mm、ホイールベース3180mm。ボディバリエーションはダブルキャブのみです。
パワートレインは3.5リッターV型6気筒ガソリンエンジンに9速ATの組み合わせのみと、シンプルなグレード構成。VTECを採用し、最高出力は280馬力、最大トルクは36.2kg-mに達します。
駆動方式は2WDと4WDがラインナップされ、4WDは電子制御の「i-VTM4 トルクベクタリング全輪駆動システム」を採用。トルクの70%までを自動的に後輪に送り、走行状況に応じて駆動力を後輪左右に連続的に配分します。
なお、雪、舗装路、泥、砂などのさまざまな状況下においてトラクションを最適化する「インテリジェントトラクションダイナミクスシステム」は、全車に標準搭載されています。
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今回紹介したピックアップトラックは、どれもトライトンや「ハイラックス」と同じクラスになります。
それだけに各社は、新型トライトンの日本市場でのセールスは非常に気になるところではないでしょうか。
もしトライトンが想像以上に売れるようなら、日産もマツダもホンダも指をくわえて見ているわけにはいかないはず。そんな状況を夢見て、トライトンの成功を祈ることにしましょう。
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