ガス欠「反則金9000円」知らない人多い? 場所により違反に! ピカッと「給油ランプ」点灯で後何キロ走る?

ガソリン給油機マークがついたら、そこから何km走れるの?

 新車系のとある販売店の担当者は、燃料残量警告灯が点灯後の走行可能距離について、次のように話します。

「もちろん車種や使用燃料によって異なる前提ですが、一般的には約50kmほど走行できるように設計されています。

 これは、高速道路に設置されているガソリンスタンドの間隔の距離とも言われているので、最低限以上の距離には対応できるようにできています。

 それでも、走行速度や渋滞の有無、乗車人数、エアコンの使用、タイヤの空気圧など、さまざまな走行環境によって燃費は変化します。

 逆に、高速道路などで安定的に走行できる場合は、燃費が伸びる傾向にあります。

 地方の山道などは勾配も激しいだけでなく、ガソリンスタンドも近隣にないということから、よりトラブルが発生しやすい環境というのも存在します。

 どこかに遠出する際は、可能な限り早い段階で燃料を満タンにしておくことが望ましいでしょう」

※ ※ ※

 「航続可能距離0km」になるともう走れない?
「航続可能距離0km」になるともう走れない?

 このように、クルマや走行環境によってランプが点灯後の走行距離は異なりますが、一般的には50kmほどとなっているようです。

 ガソリン給油機のマークが点灯したからといって、すぐにガス欠になるとは考えにくいので、まずは落ち着いて運転することが大切です。

 一方で、実際にガソリン給油機マークがついてからどれくらい走れるのかは、クルマによりまちまちです。

 ガソリン給油機マークが点灯したときの残量と燃費がわかれば、おおよそ走れる距離を計算することができます。

 たとえば、マークが点灯したときに残り5Lで、燃費が15km/Lであれば、ふたつを掛け算してあと75kmくらいは走れそうとわかります。

 人気のSUV、ホンダ「ヴェゼル(ガソリン車・Gグレード)」は残り5.3Lでマークが点灯。

 2WD車は燃費(WLTCモード17.0km/Lなので90kmほど走行可能。4WD車の場合は燃費15.6km/Lなので約82kmと計算できます。

 また国産車で最も燃費が良いトヨタ「ヤリス(ハイブリッド車・2WD)」であれば、残量6リッターに対してカタログ燃費(WLTC)が36.0km/Lのため、約216kmは走れる計算となり、燃費によっても大きく左右されるのです。

※ ※ ※

 最近のクルマのなかには、ガソリン給油機マークが点灯してから走行可能な距離を表示してくれるモデルもあります。

 年末年始は通行止めや混雑で渋滞が発生しやすく、ガソリンスタンドが休業するケースも多くなります。

 そのため、ガソリン給油機マークだけに頼らず、燃料が残り半分を下回る前に早めに給油することがおすすめです。

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1件のコメント

  1. 今は燃費がいい車ばかりだからガス欠なんてね
    リッター六キロの時代は300キロ走ったらエンプティーマーク点いたけどね
    だからガス欠ならないように気を付けていた

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