ホンダが“ゴツゴツ系”「新型ワイドSUV」発表! パワフルな“V6&10速AT”採用の「悪路最強モデル」! 究極の“アドベンチャー性能”搭載した「パスポート トレイルスポーツ」カナダに登場!
ホンダのカナダ法人2025年4月1日、北米専用SUV新型「パスポート」の「トレイルスポーツ」グレードを発表しました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
ホンダ悪路最強SUV「パスポート トレイルスポーツ」登場!
ホンダのカナダ法人は2025年4月1日(現地時間)、新型「パスポート」のオフロード性能をさらに高めた「トレイルスポーツ」グレードの導入を発表しました。
2026年モデルとして登場する本モデルは、「Born Wild(野性のままに)」を開発テーマに掲げた、本格派のオフロード志向SUVです。

この新型パスポートは、2025年2月にアメリカで先行発売された4代目モデルで、今回改めてカナダ仕様が発表されました。
北米市場専用の2列ミッドサイズSUVであるパスポートは、デザイン・走行性能・安全装備などあらゆる面で刷新され、特に「トレイルスポーツ」は最も高い悪路走破性を備えたグレードとなっています。
外観では、力強いCピラーや強化ルーフレールを備えたバックパック風のデザインが特徴。前後バンパーにはサテングレーのアクセントが施され、新デザインのLEDデイタイムランニングライトと相まって、精悍なフロントフェイスを構成しています。フロントには「PASSPORT」のロゴが刻まれ、リアゲートもスチール製の専用パネルが採用されています。
内装はアウトドア志向と快適性を両立させた設計で、掃除しやすい合成レザーシートや専用ステッチ入りのヘッドレストを採用。「トレイルスポーツ ツーリング」グレードでは、12スピーカーのBOSEプレミアムオーディオ、通気機能付きレザーシート、360度カメラを用いたTrailWatchカメラシステムなど、上級装備が充実しています。
足回りには275/60R18サイズの専用オールテレインタイヤと18インチホイールを装着。サスペンションも専用チューニングが施され、最低地上高やアプローチ/デパーチャーアングルの向上に貢献しています。
また、厚みを増したスチール製スキッドプレートがエンジンやトランスミッション、燃料タンクを下から保護し、荒れた地形での安心感を高めています。
トレイルスポーツモデルに初めて、パスポートの車両総重量の2倍相当の頑丈さを誇る、前後リカバリポイントが装備されました。耐腐食性の高い粉体塗装を施し、正面衝突時には確実に外れるように設計されており、この設計は世界初となり特許取得済です。
パワートレインには3.5リッターV型6気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力285PS、最大トルク355Nmを発揮。10速ATとの組み合わせで、オンロード・オフロードともに高いレスポンスと滑らかな変速を実現しています。
駆動方式は全車AWDで、第2世代のi-VTM4トルクベクタリングAWDシステムを標準装備。最大で後輪へ70%、さらに左右のタイヤへ100%の駆動力を自在に配分でき、雪道や岩場などの厳しい環境でも優れた走行性能を発揮します。
走行モードは「ノーマル」「スポーツ」「ECON」「スノー」「サンド」「トウ」「トレイル」の7種類を用意。トレイルモードでは急坂や斜面での制御が強化され、トウ(牽引)モードではトレーラー牽引時の安定性を向上させます。
安全面も大幅に強化されており、全車に最新のHonda Sensingを標準装備。改良型前方衝突警報、レーンキープアシスト、次世代フロントパッセンジャーエアバッグ、ニーエアバッグなどが搭載され、安全性は最先端レベルに達しています。
また、ホンダ純正アクセサリーも豊富に揃い、アルミ製スカッフプレートやロックスライダー、地形図をモチーフにしたカーゴシェルフ兼ピクニックテーブルなど、多彩なカスタマイズが可能です。
なお、カナダでの価格や発売時期は今後発表予定とのことです。北米市場で高く評価されている新型パスポートは、ホンダSUVの新たなフラッグシップモデルとなる可能性もあるかもしれません。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。