山陽道下り「15日頃」に通行止め解除へ 火災でトンネルが損傷…復旧工事は最終段階へ
山陽道の尼子山トンネル内で起きた火災の影響で、下りの播磨JCT→赤穂IC間は通行止めが続いていますが、復旧の目処が発表されました。
尼子山トンネル通行再開へ
NEXCO西日本は2023年12月7日、トンネル内火災の影響で、山陽道下りの播磨JCT→赤穂IC間で実施してきた通行止めを15日頃に解除すると発表しました。
火災は9月5日深夜1時頃、山陽道下りの尼子山トンネル(延長592m)で走っていたトラックから出火し、追突事故も発生。さらに乗り捨てられた他の車両に火が燃え広がり、消火まで約40時間を要しました。
この火災によってトンネル内は、コンクリート表面の剥離や照明の焼損といった甚大な被害が生じ、復旧工事が進められてきました。
NEXCO西日本によると、損傷箇所の切削・撤去や覆工コンクリートの打設などを経て、現在は、照明や排水管といったトンネル施設をはじめ、舗装、路面標示などの復旧・整備を行っているといいます。
なお、通行止め区間の迂回路となっている国道2号は、交通量が通常時の2~3倍近くに増え混雑が続いています。
NEXCO西日本は、利用の際は最新の交通情報を確認しつつ、中国道へ広域迂回するよう協力を呼び掛けています。
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