トヨタの「和製スポーティカー」が凄い! 7年ぶり全面刷新で「デザイン&走り」強調! 5代目プリウスがイヤーカーに
2023年12月7日に一般社団法人 日本カー・オブ・ザ・イヤーはトヨタ「プリウス」が14年ぶり3回目となる「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことを発表しました。
トヨタ「5代目プリウス」が「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞
5代目となるトヨタ新型「プリウス」が同車として14年ぶり3回目となる「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
長い歴史をもつプリウスとは、どのような特徴があるクルマなのでしょうか。
日本カー・オブ・ザ・イヤー(JCOTY)は、40年以上に渡る長い歴史を持った自動車の賞典です。
2023年11月3日に発表された10ベストカーは、本年度のノミネート車両から、選考委員60名が以下10台を選びました。
●株式会社SUBARU:SUBARU クロストレック
●トヨタ自動車株式会社:トヨタ アルファード/ヴェルファイア
●トヨタ自動車株式会社:トヨタ プリウス
●日産自動車株式会社:日産 セレナ
●本田技研工業株式会社:ホンダ ZR-V
●三菱自動車工業株式会社:三菱 デリカミニ
●Stellantisジャパン株式会社:アバルト 500e
●ビー・エム・ダブリュー株式会社:BMW X1
●マセラティ ジャパン株式会社:マセラティ グレカーレ
●フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社:フォルクスワーゲン ID.4
この10台の車両は、11月22日に行われた10ベストカー取材会で二次選考を実施。
そして、今回12月7日の最終選考会にて新型プリウスが「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
プリウスとしては、初代モデルの「1997-1998 日本カー・オブ・ザ・イヤー」、3代目モデルの「2009-2010 日本カー・オブ・ザ・イヤー」に続き14年ぶり3回目の受賞となりました。
そんなプリウスですが「世界初の量産ハイブリッドカー」として1997年に誕生。
初代モデルは「21世紀に間に合いました。」というキャッチコピーが有名です。
これは当時社会問題となり始めていたクルマの環境問題に一石を投じる「エコカー」というジャンルを切り開いたゆえのものでした。
2代目(2003年)、3代目(2009年)、4代目(2015年)と歴史を重ねて2022年11月に5代目(以下、新型プリウス)にフルモデルチェンジを遂げています。
特に2代目ではハリウッドスター達がレッドカーペットにプリウスで登場。この演出により世界に向けて「プリウスは環境に優しいクールなクルマ」として世界的に認知されるきっかけとなりました。
3代目では日本の新車販売台数史上でも稀な年間販売台数を31万5669台(2010年)、31万7675台(2012年)と30万台超えを2度も達成しています。
そして、1997年の初代誕生から25年目となる2022年、5代目となる新型プリウスにフルモデルチェンジを遂げました。
新型プリウスは「一目惚れするデザイン」「虜にさせる走り」をキーワードとして、数値や理屈ではなく、感性で選ばれるエモーショナルな愛車となるように開発。
シルエットでは、ルーフ頂点を先代より後方に移動することでよりスポーティなシルエットに進化させました。
フロントでは、ハンマーヘッドの短形を強調するコの字型デザインを採用し、リアには薄型で立体的な横一文字ランプが後続車に対して存在感を付与するほか、ランプ下部には「PRIUS」のエンブレムが付いています。
パワートレインは、1.8リッターハイブリッド車、2リッターハイブリッド車、2リッタープラグインハイブリッド車をラインナップ。
新型プリウスの開発責任者である大矢賢樹氏は「新型プリウスのスタイリッシュなプロポーションにはお客さまの感性に訴えかける力があります。ストレスのない気持ちの良い加速によって、走り出した瞬間に楽しさを実感出来るはずです」とコメントしています。
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なお、イヤーカー以外の各部門賞の受賞は以下のとおりです。
●インポート・カー・オブ・ザ・イヤー
BMW「X1」
●デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー
三菱「デリカミニ」
●テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー
日産「セレナ」
●実行委員会特別賞
一般社団法人日本自動車工業会「ジャパンモビリティショー2023」
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