「新名神」いつ全通? 2024年度には府県境またぐ区間が開通! 名神“渋滞名所”は改善なるか

新名神高速は未開通区間が2区間ありますが、このうち東側の大津JCT(仮称)~城陽JCT/IC間が2024年度を目指して建設中です。

大津~城陽間が2024年度開通へ

 新名神高速が、2024年度に延伸する予定です。どのようなルートなのでしょうか。

新名神と京奈和道が交わる城陽JCT/IC付近(画像:NEXCO西日本)
新名神と京奈和道が交わる城陽JCT/IC付近(画像:NEXCO西日本)

 新名神は、三重県四日市市と神戸市北区を東西に結ぶ延長約150kmの高速道路です。新東名高速や伊勢湾岸道と一体となって、東京・名古屋・大阪の大都市圏を結びます。

 四日市JCT~神戸JCT間のうち、現在は、四日市JCT~大津JCT(仮称)間と城陽JCT/IC~八幡京田辺JCT/IC間、高槻JCT/IC~神戸JCT間の3区間が開通しており、これらをつなぐ2区間が建設中です。

 このうち、工事が順調に進めば、2024年度には滋賀県と京都府にまたがる大津JCT~城陽JCT/IC間25.1kmが暫定4車線(片側2車線)で開通する予定です。途中には、新名神大津スマートIC(SA併設)、宇治田原IC、城陽スマートICが設置されます(いずれも仮称)。

 名神では、年末年始を中心に大津SA付近などで渋滞がよく発生しますが、新名神の大津JCT~城陽JCT/IC間が開通すると、交通分散による名神の混雑緩和が期待されています。

 また、京奈和道や第二京阪とつながることで、京阪間や北陸~奈良方面の移動ルートが増えるなど、道路網の機能強化も図られます。

 なお、第二京阪と名神を結ぶ八幡京田辺JCT/IC~高槻JCT/IC間10.7kmは、工事が順調に進んだ場合、2027年度に開通予定です。この区間がつながると、新名神が全線開通を迎えます。

 ちなみに同じ2027年度には、新東名の新秦野IC~新御殿場IC間も開通し全線がつながる予定です。

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