最長40km! 年末年始の高速道路渋滞は昨シーズンより増加 多発日はいつ? 休日割引はある?

2023年度の年末年始期間における高速道路の渋滞予測が発表しされました。

年末年始8日間に計180回の渋滞を予測

 高速道路各社と日本道路交通情報センターは2023年11月28日、年末年始期間の高速道路の渋滞予測を発表しました。

渋滞中の高速道路(画像はイメージ)
渋滞中の高速道路(画像はイメージ)

 12月28日から2024年1月4日までの8日間で、10km以上の渋滞は計180回予測されています。多い日は、下り線は12月29日・30日と1月2日、上り線は1月2日・3日です。渋滞回数のピークは、上下線とも1月2日になる見込みです。

 2022年度の年末年始(実績)と比べると、10km以上の渋滞は56回増の180回、うち30km以上は4回増の5回と予測されています。

 その30km以上の5回の予測は、次のとおりです。

・東名下り:12月29日8時頃に秦野中井IC付近で40km
・東名下り:12月30日8時頃に秦野中井IC付近で35km
・東名上り:1月2日正午頃に綾瀬スマートIC付近で30km
・関越道上り:1月2日16時頃に高坂SA付近で30km
・東北道上り:1月2日17時頃に加須IC付近で35km

 高速道路各社などは、渋滞予測を確認したうえで、利用日や時間帯をずらすなど、混雑を避けた利用を呼び掛けています。

 なお、大分道下り(大分方面)の甘木IC~杷木IC間は、2023年7月の大雨による災害復旧工事の影響で車線規制が続いています。このため期間中は、区間内の高山トンネル付近を先頭に下りで最大5kmの渋滞が発生する見込みです。

 ちなみに、年末年始の2023年12月30日から2024年1月3日にかけては、渋滞の激化を避けるため、高速道路の休日割引は適用されません。

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