「アルファード」サイズの「“新”スライドドアミニバン」に注文“殺到”! 斬新ブルー採用で「争奪戦」に? 6速MT&“画期的”ダブルバックドア採用のルノー「カングー」限定車が販売店でも話題に
ルノーから「カングー クルール」および「グランカングー クルール」の限定車を発売しました。この限定車について、販売店に最新情報を聞いてみました。
150台の限定車はフランスの伝統菓子に着想を得たボディカラーが魅力的
2026年7月16日、ルノージャポンは、「カングー クルール」および「グランカングー クルール」に限定色を採用した150台限定車を発売しました。
ユーザーから寄せられている反響について、首都圏のルノーディーラーに問い合わせてみました。
カングーが日本市場に初上陸したのは2002年3月のことです。フランスでは商用車として生まれたモデルですが、日本ではお洒落な乗用車として独自の地位を確立しました。
初代「カングー1」は5ナンバー枠に収まるコンパクトさから、「コカングー」の愛称でも親しまれています。
2代目「カングー2」は2009年9月に日本市場へ導入されました。ボディサイズは3ナンバーサイズとなり、「デカングー」の呼び名が定着したのもこの頃です。
そしてカングーオーナーの祭典「カングージャンボリー」がスタートしたのも2009年であり、これまで通算17回の開催で累計入場台数が2万台を超えた世界最大のカングーファンミーティングへと成長しています。
今年2026年も11月1日に「山中湖交流プラザ きらら」で「カングージャンボリー」の開催が決定しています。
現行モデルにあたる「カングー3」は2023年3月に発売されました。ボディサイズは全長4490mm×全幅1860mm×全高1810mm、ホイールベース2715mmと、さらに一回り大きくなっています。

カングーのアイコンともいえるダブルバックドアは、開閉スペースを取らない設計で狭い場所での荷物の積みおろしも容易です。約90°の位置でロックがかかり、解除すると約180°まで開くため、大きな荷物にも対応できます。
荷室床面の地上高は594mmと低く設定されており、重い荷物でも無理なく積み込めます。荷室の幅1196mm・高さ1111mmの四角い形状はデッドスペースが生まれにくく、実用性の高さが際立っています。
安全・運転支援システムも充実しています。「アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)」、「アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ/歩行者・自転車検知機能付き)」、「エマージェンシーレーンキープアシスト(車線逸脱防止支援)」、「イージーパーキングアシスト」を装備しています。
そして2026年2月には7人乗り対応のロングホイールベースモデル「グランカングー」がデビューしました。カングー3をベースにホイールベースと全長を延長し、スライド・折り畳み・取り外しが可能な7つの独立シートを装備。
ボディサイズは全長4910mm×全幅1860mm×全高1810mm、ホイールベース3100mmで、カングー3比で全長420mm、ホイールベース385mmの延長となっています。トヨタ「アルファード」に迫る大きさです。
パワートレインは1.3リッターガソリンターボエンジンと電子制御7速AT(7EDC)の組み合わせで、路面状況に応じて駆動力を制御する「エクステンデッドグリップ」も備えています。
今回発売された限定車は、幸福への願いを込めて贈るフランスの伝統菓子「ドラジェ」から着想を得た限定ボディカラー「ブルー ドラジェ」を採用した特別なモデルです。
設定は全3モデルで、仕様と車両本体価格(消費税込み)・台数は以下のとおり。
カングー クルールは1.3リッターガソリンターボ+7速AT仕様が449万円で限定30台、1.5リッターディーゼルターボ+6速MT仕様が449万円で限定50台、グランカングー クルールは1.5リッターディーゼルターボ+7速AT仕様が482万円で限定70台です。
販売は抽選形式で、7月16日から26日まで全国のルノー正規販売店で申し込みを受け付けました。申し込み数が販売予定台数に達しない場合は、先着順での通常販売に移行します。
この限定車に対するユーザーの反響について、7月下旬に首都圏のルノーディーラーに問い合わせてみました。
「お問い合わせをいただいた時点で設定台数以上のお申し込みが入っていると聞いております。抽選販売になる確率が高いです。
特に今回のボディカラーは鮮やかな水色ということで人気が出ることが予想されます」。
他のルノーディーラーではどうでしょうか。
「3モデル合計で150台、仕様によって台数は異なりますが、全国で30台・50台・70台なので、どうしても狭き門だといえます。『ダメ元で』抽選販売にエントリーされるお客様もいらっしゃいます。
今回のボディカラーは品良く目立つ色ですし、人気が高いようです」。
クルマに詳しくない人でも「きれいな色」と視線を向けてくれそうなほど魅力的なボディカラーをまとったカングー限定車。
今回、抽選にはずれてしまったとしても、根気強く中古車が出るのを待てばいつか手に入るはずです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。


















