斬新顔なトヨタ新型「4ドアセダン」登場! 約7年ぶりの全面刷新!? 複数の顔を持つ「カムリ」に寄せられた声
米国や中国では新型「カムリ」が発表されました。日本では現行モデルの生産終了が明かされています。
新型カムリがアメリカで登場! 日本の販売店への反響は?
トヨタの米国法人は、新型「カムリ」を2023年11月15日に発表。数日後には中国でも同様に新型カムリがお披露目されています。
一方で日本においては現行モデルの年内生産終了が発表されていのみです。
そんな新型カムリに対して、日本のトヨタ販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
カムリは1980年に「セリカカムリ」のセダンモデルとして登場しました。
1982年に登場した2代目からはカムリとして登場し、10代目となる現行モデルは2017年にデビューしています。
一方で冒頭の通り米国や中国では共に9代目となる新型カムリが発表されました。
しかし、日本では11代目となる新型カムリに関して正式なアナウンスはありません。
また10代目となる現行モデルの終了発表時には「長い間たくさんのお客様にご愛顧いただきました。誠にありがとうございました。」とアナウンス。
そのことから日本での11代目(海外では9代目)が導入される見込みは薄いと言えます。
そんな世界的にセダンの市場が縮小傾向にあると言われているなか、北米での人気は継続して高いことから、今回の新モデルの導入に至っていると考えられます。
米国や中国ではカムリは人気の高いモデルです。
最新のトヨタ車に共通する「コの字ヘッドライト」を採用するデザインのフロントフェイスとなっています。
インテリアでは、インパネの中央には12.3インチディスプレイオーディオを配置し、ダッシュボードは水平基調となっています。
走行モードは「エコ/ノーマル/スポーツ/EV」を状況に応じて変えることが可能です。
パワートレインは、2.5リッター直列4気筒エンジン+モーターを組み合わせた最新のトヨタハイブリッドを搭載。FFモデルは225馬力、4WDモデルは232馬力の最高出力を発揮します。
そんな新型カムリについて、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
関東圏のトヨタ販売店担当者は、次のように話します。
「新型カムリは北米や中国での発表となっており、現時点で日本に導入されるか否かは何も情報が入ってきておりません。
お客様からもお問い合わせをいただくことは多くはありません。
興味がある人からは『デザインを気に入った』という声が聞かれます」
また、関西圏のトヨタ販売店担当者は、次のように話します。
「新型のカムリは国内向けに発表されているモデルではないため、お問い合わせ等はいただいてもお答えできない状況です。
先代モデルは個人のお客様をはじめ、『タクシーで使いたい』というお客様からの問合せを頂いていました。
新型モデルに対しても『タクシーなどの法人利用を考えたい』というお客様はいらっしゃるかもしれません」
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SNSでは、新型カムリに対して「カムリかっこよくなったな。ハンマーヘッドいい」「日本に来ないのが残念」など、好意的なユーザーのコメントが見受けられます。
ファンからの熱いコメントが集まっているのを拝見すると、セダンの需要が完全になくなったわけではないように思えます。
11代目となる新型カムリはいつの日か日本市場に導入されるのか、期待が寄せられます。
トヨタは好きなんだけど、最近何もかもハンマーヘッドデザインにしてしまってどれも似た印象で車種間の個性が無い。
車種毎に全く違うデザインを取り入れてそれぞれの個性を出して欲しいように思う。
国内導入は無いね。売れないから。アルベルとクラウン、プリウスが売れれば十分、というのがトヨタの答え。