中央道「小仏TN通行止め」今夜から 上り計8夜間で通行規制 渋滞対策の一環で補強工事
東京と神奈川の都県境に位置する中央道「小仏トンネル」の上りで、夜間通行止めが始まります。
新トンネルへの避難連絡坑を建設
神奈川から東京へ抜ける中央道上りの相模湖IC→八王子JCT間で、夜間の通行止めが始まります。迂回路となる国道は峠を越える山道となるため、注意が必要です。
予定されている通行止めは、11月27日から30日までと12月4日から7日までの、各日20時から翌5時までです。
相模湖ICから八王子JCTまでの所要時間は、通常7分ですが、通行止め時に国道20号と圏央道(高尾山IC)を経由すると約28分かかります。
国道20号は山越え区間であり、大垂水峠付近は急カーブが連続します。NEXCO中日本は、近畿・東海から東京へ向かう場合は、東名・新東名の利用も検討するよう呼び掛けています。
なお、通行止め時に相模湖ICで降りて、3時間以内に圏央道の高尾山IC・相模原IC(ETC専用)・相模原愛川IC、中央道の八王子ICのいずれかから再び高速道路に入る場合は、通行料金が直通利用より高くならないよう調整されます。
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中央道の小仏トンネル付近では、渋滞対策の一環として新小仏トンネルの建設が進んでいます。今回の通行止めは、この工事に伴うものです。
現地では、火災時などに反対側のトンネルに避難できるよう、新トンネルと既設の上り線トンネルを横につなぐ「避難連絡坑」が5か所造られます。
今回は、この連絡坑をつなぐ際に既設の上り線トンネルに影響が出ないよう、棒状の補強材(ロックボルト)を地山に挿入して補強する工事が実施されます。
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