トヨタエンジン搭載の自家製「スーパーカー」!? 1億円超え「パガーニ」を「気合」で再現! ホンモノと見間違う「DIYウアイラ」爆誕

スーパーカーをDIYで再現するベトナムのユーチューバーグループ「NHET TV」が、パガーニ「ウアイラ」再現モデルの製作過程を記録した動画を公開しました。どのようなモデルに仕上がっているのでしょうか。

7億円超えスーパーカーをDIYで再現

 スーパーカーをDIYで再現するベトナムのユーチューバーグループ「NHET TV」が、パガーニ「ウアイラ」再現モデルの製作過程を記録した動画を公開しました。

 Vu Van Nam氏を中心とするNHET TVはベトナムで農家を営むかたわら、ランボルギーニ「アヴェンタドールSVJ」やブガッティ「シロン」、フェラーリ「488GTB」「ラ・フェラーリ」などを自作で再現。今回、イタリアのスーパーカー、パガーニ「ウアイラ」の再現モデル製作に着手しました。

Vu Van Nam氏が自作した「DIYウアイラ」
Vu Van Nam氏が自作した「DIYウアイラ」

 ウアイラはイタリアのパガーニ・アウトモビリが2011年に発表したスーパーカーです。

AMG製6リッターV型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最大出力730馬力、最大トルク1000Nmを発生。0-100km/h加速3.2秒、最高速度は370km/hに達します。

また、カーボンとチタンを組み合わせたモノコックフレーム、エレガントな曲線を描く軽量カーボンボディ、アルミやカーボン素材を活かした美しいインテリアなど、「走る芸術品」とも例えられています。

 中には7億円を超えるモデルも存在するという、価格もスーパーなこのウアイラ、当然気軽に買える代物ではありません。「買えないならつくってしまえ!」

またまた、そんなノリでDIYウアイラの製作が始まりました。

まずはボディ製作用の型採りフレームを金属パイプで組み立てます。フレームに薄い鉄板などを貼りつけ、その上に粘土を盛り付け。

丁寧に形状を整え、ウアイラのフォルムを再現します。このフレームを使って、FRPボディを形成。粘土の上に樹脂を塗布し、グラスファイバーを貼り付けます。

硬化した後、ボディカウルを整形。ボディに下地塗装をして、ヘッドライトなどを取り付けて完成させます。

 実際に再現モデルで使用するフレームもDIY。スチールパイプを溶接して組み上げます。サスペンションアームやドライブシャフトも自作で、エンジンは車種判別不明なほど古いトヨタ車のものをドライバーズシート後ろにしっかりとミッドシップ搭載している凝りようです。

迫力のガルウイングや前後計4枚の可変式フラップ、個性的な形状のフェンダーミラーなど、ディテールも忠実に再現しています。

 彼らのDIYスピリットはエクステリアだけには留まりません。再現の難しいインテリアにもチャレンジします。

インパネやメーターフードに加え、バケットシートなどもFRPで自作。ステアリングは鉄パイプとパテで実車の形状を再現しています。

 高価なアルミやカーボンをふんだんに用いた実車には及びませんが、DIYの限界をも超えたと思わせるインテリアの仕上がりは必見です。

 DIY再生モデルをつくるたびにスキルアップし、再現度を高めている彼ら。コメントにも次回作へのリクエストが多数寄せられています。次回はどんなモデルを再現してくれるのか、期待が高まりますね。

【画像】「えっ…!」これが"自作!? まるで本物な「DIY ウアイラ」とその製作工程を画像で見る(65枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

1件のコメント

  1. これはMR-SのSだと感じましたが・・・

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー