全面刷新! スバル新型SUV「フォレスター」世界初公開! より大きくて「ゴツく」なった? 新型で「どう変わった」!?
1年後には「ハイブリッド」も追加決定!
ボディサイドは大きな窓まわりが印象的で、現行型同様に室内からの視界の良さが伝わるとともに、室内空間の拡大も期待されます。
リアまわりは、現行型が後方に向けてリフトアップするような形状で、躍動感あるスタイルだったのに対し、新型フォレスターではボリューム感が全体にアップしました。
リアウィンドウの傾斜も抑えられており、新型フォレスターの荷室空間は大幅に拡大していることが伝わります。
新型フォレスターでは内装のデザインレイアウトを改め、SUV らしい頑丈さと安心感を表現するとともに、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイをインテリアの中央に配置し、実用性と利便性を高めています。
新型フォレスターは、プラットフォームや足回りなども進化しています。
現行型のスバルグローバルプラットフォーム(SGP)をベースに、フルインナーフレーム構造の採用や、構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性を向上させました。
また2ピニオン電動パワーステアリングを採用し、ダイレクトで視線な操舵感とリニアなフィーリングを実現。
さらにアクティブトルクスプリットAWDの制御を刷新、駆動力配分をより最適化したことで、安心感のある走りと操舵の気持ちよさを両立させたといいます。
こうした性能向上を重ねたことで、スバルでは「従来型よりさらに高いレベルの動的質感を実現しました」と説明しています。
スバル独自のアイサイトも、ステレオカメラと単眼広角カメラを用いた“3眼”のアイサイトを新たに搭載。
自車速度が低速時に二輪車や歩行者を認識できる単眼カメラを採用することによってプリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大し、歴代アイサイトとして最高の性能を実現しました。
加えて、電動ブレーキブースターを採用し、プリクラッシュブレーキで急な飛び出しなどへの応答性を向上させ、全車速追従機能付クルーズコントロール使用時に急な先行車の割り込みなどに対しても素早い減速も実現しています。
さらに、ドライバー異常時対応システムを採用。車線中央維持制御・先行車追従操舵制御の作動中にドライバーが長時間ステアリング操作をおこなわなかった場合、車両を停止し、ハザードランプを点灯させてドアをロック解除し、その後「スバル STARLINK コネクティッドサービス」が緊急通報する仕組みを取り入れました。
北米仕様のパワートレインは、2.5リッター水平対向4気筒エンジンを搭載。現行型に比べ、振動や騒音を低減し動的質感を高めたといいます。
またロサンゼルスオートショー2023会場で11月16日(現地時間)に行われたスバルの発表会見では、1年後にハイブリッドモデルを追加することも明らかにしています。
性能などの詳細については公表されていませんが、ライバル各社で電動化モデルのラインナップ展開が進むなか、従来のe-BOXERとは異なる本格的なフルハイブリッドシステムの搭載が大いに期待されるところです。
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スバルによると、米国における新型フォレスターの発売は2024年春以降とのこと。
グレードは「Base」「Premium」「Sport」「Limited」「Touring」の5タイプが設定されます。
一方日本における新型フォレスターの発売時期については、まだ明らかにされていません。
ハイブリッドモデルの追加も含め、日本での動向についても注目されるところです。
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