10年以上「ETC使っている人」要注意! もしかして使えなくなるかも!? 確認方法は? 何が問題なのか
10年以上ETC車載器を搭載している場合の対応策について
10年以上ETC車載器を搭載している場合の対応策として、最初にやるべきことは、使用しているETC車載器が2022年問題に該当するかの確認といえます。
確認方法について、ETC車載器メーカーの担当者は、次のように話します。
「10年以上ETC車載器を搭載しているクルマの場合は、なるべく早い段階で販売店等にご確認いただくことが望ましいといえます。
新車の場合はもちろんですが、年式が古い中古車であっても、購入した時期が最近であれば、販売店の方で車載器の取り替えをすでに行なっているケースもありますので、問題ないかと思われます。
ご自身のクルマが旧スプリアス規格や旧セキュリティ規格のETCである可能性があると不安に感じている場合は、販売店やカー用品店でも交換ができるので、確認することを推奨します」

このように、年式が古い中古車であったとしても、必ずしも車載器も合わせて古いとは限らないようです。
また、製造された古いものがすべて旧スプリアス規格に該当するわけではなく、メーカーや機器によっては問題なく使用できるケースもあるようです。
搭載しているETC車載器が新基準を満たしているかどうかについて、ディーラーやカーショップ・メーカーへ早めに確認することが安心です。
※ ※ ※
ETC車載器が使えなくなるのは事実ですが、対象となっているのは旧ETC車載器などの購入したタイミングが最近であれば問題ありません。
社会情勢なども鑑みて2022年問題は先延ばしされている一方で、将来的には旧ETC車載器が使えなくなるのは確定的です。
自分自身のクルマに搭載されている機器が問題なく使用できるかについて確認して、判断が難しいならディーラーやカーショップに相談しましょう。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。














