スズキ新型「スペーシア」発売! 6年ぶり全面刷新で3代目へ 斬新な快適機能を初採用! 153万円から

スズキの軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」が3代目へとフルモデルチェンジします。どのような進化を遂げたのでしょうか。

3代目となる新型スペーシア登場!

 スズキは2023年11月9日、軽乗用車の「スペーシア」および「スペーシア カスタム」をフルモデルチェンジし、同月22日に発売します。
 
 初代スペーシアは全高が高く後席スライドドアを設けた「軽スーパーハイトワゴン」として、2013年3月に登場。室内の広さやスライドドアの利便性に加え、機能・燃費・価格のバランスの良さが好評となりました。

3代目へと全面刷新したスズキ「スペーシア/スペーシア カスタム」
3代目へと全面刷新したスズキ「スペーシア/スペーシア カスタム」

 2代目モデルは2017年12月に全面刷新。SUV風の「スペーシア ギア」と商用車の「スペーシア ベース」を加えてさまざまなニーズに対応できるモデルとなり、現在、スズキの国内販売トップのモデルへと成長しています。

 昨今、先進安全装備のさらなる進化やカーボンニュートラルに向けて電動化も加速するなど、クルマを取り巻く環境が変わり、いままでと同じ考え方ではより一層の進化が難しくなったとスズキはいいます。

 また、ホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」など、軽スーパーハイトワゴン保有台数の増加に伴い、今後は同ジャンルでの乗り換えが増えていくことが予想され、広さやスライドドアの利便性を必然と感じているユーザーに対し、新たな付加価値を盛り込んだ商品としていく必要があると考えて新型スペーシアが開発されました。

 6年ぶりのフルモデルチェンジで3代目へと進化した新型スペーシアは、デザインや快適で居心地の良い室内空間、安全機能などを進化させました。

 従来モデルから引き続き、標準仕様のスペーシアとカスタム仕様のスペーシア カスタムを設定。頑丈で大容量の“コンテナ”をモチーフとしたデザインを採用しました。

 そのうえで、新型スペーシアは、親しみやすく優しい印象のLEDヘッドランプを装着。遊び心あふれるスタイリングが特徴です。

 ボディカラーは、「ミモザイエローパールメタリック」と「トーニーブラウンメタリック」を新色として設定。さらに、2トーンルーフ仕様車のルーフ色には「ソフトベージュ」を採用しました。

 なお、リアに配されるエンブレムは、タグプレートをモチーフにしたデザインに一新され、文字部分をくり抜いたことで、ボディカラーによってその印象が変化します。

 一方の新型スペーシア カスタムは、メッキとツヤのあるブラックを組み合わせた大型フロントグリルや内部をブラック化した薄型フルLEDヘッドランプとLEDフロントシーケンシャルターンランプなどにより、上質感と存在感を表現。

 ボディカラーは、「ピュアホワイトパール」や「インディゴブルーメタリック2」をはじめとした上質感のあるカラーを用意します。

 エンブレムは、文字部分にボルドーカラーを使用し、華やかなデザインとしました。

 内装は、新型スペーシアはブラウンを基調とし、各所にマットな質感のカフェラテ色を配色。アウトドア家具のような心地良い雰囲気のグレー基調のカラーメランジシート表皮を採用しました。

 新型スペーシアカスタムはブラックを基調としながら、セミマットな質感のボルドーと光沢のあるピアノブラックの加飾により、上質で落ち着いた雰囲気です。

 スエード調起毛で仕上げたシート表皮は、見る角度によってブラックの中にボルドーが煌めくデザインを採用。ハイブリッド XS/ハイブリッド XSターボは、シートサイド部を艶のあるパイピングを施したレザー調とすることで、より上質感を高めています。

※ ※ ※

 新型スペーシア/スペーシア カスタムのインパネや前席ドアのアッパー部分は、エクステリアと同じく頑丈で大容量のコンテナを表現。助手席前のビッグオープントレーなど多彩な収納スペースを設置しました。

 スピードメーターをデジタル化するとともに、マルチインフォメーションディスプレイは4.2インチカラーTFT液晶を採用。メーター表示による視覚での案内だけでなく、音声でも注意喚起する機能を全車に標準装備します。

 また、新開発のステアリングホイールを採用し、スイッチ類を内蔵することでステアリングホイールから手を離さずに各種操作が可能。

 電動パーキングブレーキとステアリングヒーターをスズキ軽自動車で初めて採用します。

 加えて、ドライブレコーダー連動、HDMI入力対応、スズキコネクト連携機能を新たに搭載した9インチメモリーナビゲーションをメーカーオプション設定しました。

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