レクサスが新型「和製スーパーカー」実車展示! MT&斬新ハンドル搭載!? 美しすぎる「エレクトリファイドスポーツ」は市販化するのか

LFAの後継モデル? エレクトリファイドスポーツは今後どうなるのか?

 レクサスのプレミアムスポーツを進化させたエレクトリファイドスポーツは日本での世界初公開の後、世界各国でもお披露目されています。

 2022年6月にはイギリス「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて欧州初公開。

 同年8月には米国「モントレー・カー・ウィーク2022」にて北米初公開となっています。

 2023年4月の上海モーターショーでは中国初公開され、今回オーストラリアでもお披露目されることになりました。

 なお世界で展示されてきたエレクトリファイドスポーツですが、日本で世界初公開されたときは赤いブレーキキャリパーを装着していました。

 欧州や北米では青いブレーキキャリパーに変更されており、各国のスポーティさやEVに対する関心などを考慮して変更されたと見られます。

上海モーターショー2023で中国初公開された「エレクトリファイドスポーツ」
上海モーターショー2023で中国初公開された「エレクトリファイドスポーツ」

 また上海モーターショーで、レクサスの渡辺剛プレジデントはエレクトリファイドスポーツについて次のように語っています。

「バッテリーEVは電池をたくさん積まなければいけません。いま電池を積むスペースがどこにあるのかというと基本はタイヤとタイヤの間の床面です。

 そうすると背の低いクルマはすごく作りづらいんですが、それでも背の低いクルマも『つれるレクサスになろうぜ!」という、ある意味チャレンジの象徴がエレクトリファイドスポーツです」

※ ※ ※

 BEVのスポーツコンセプトといえば、「ジャパンモビリティショー2023」でトヨタが電動スポーツコンセプトの「FT-Se」とSUVコンセプトの「FT-3e」。

 レクサスは2026年導入予定の次世代バッテリーEVコンセプト「LF-ZC」とBEVフラッグシップコンセプトモデル「LF-ZL」を世界初公開しました。

 これらのモデルは共通コンポーネントを使用しており、視界性能や操作性を高めた「デジタライズド・インテリジェント・コクピット」の採用も大きな特徴です。

 その中でFT-Seではスポーツカーということもあり、専用の「TRACKモード」を選ぶと専用表示&機能(左側:ラップタイム/ブレーキ、右側:ブーストマップ/スタビライザー調整)などが備わることが示唆されていました。

 こうしたことからも、もしエレクトリファイドスポーツが今後市販化されるのであれば、トヨタ・レクサスが開発している次世代BEVと共通したコンセプトが与えられる可能性は大いにあり得ます。

「次期型LFA」や「LFA2」などと呼ばれエレクトリファイドスポーツですが、果たして市販化されるのか、今後の動きにも注目です。

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3件のコメント

  1. 正しく、これぞ近未来のビークルだ!凄いぞレクサス!

  2. >>そうすると背の低いクルマはすごく作りづらい
    今後背の低い2列シート車作る時いっそ後部座席の中央だけ足元にもバッテリー高く積んでFR車のドライブシャフトを擬似再現しようぜ!!

  3. デザインは、スープラでしょ。
    和製スーパーカーと呼ぶには、NSXぐらいのデザインを期待します。美しすぎる? トヨタへの忖度記事は、トヨタの為にならないと思いませんか?

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