クルマの運転「ふんわりアクセル」はもう古い? いまや「メリハリアクセル」がイケてる? 燃費良い運転方法とは

電気自動車でも使いたい「メリハリアクセル」のテクニック

 バッテリーEV(電気自動車)の場合も、ハイブリッド車と同様です。

 停止状態からの加速は強めに、車速が乗ったらアクセルペダルから足をパッと離し、アクセルペダルをあまり踏み込まないようにしながら巡行走行をするのがコツです。

ハイブリッドカーやEVのメーターには「回生」の効果を示すメーターが搭載されています
ハイブリッドカーやEVのメーターには「回生」の効果を示すメーターが搭載されています

 筆者(くるまのニュースライター 河馬兎)はかつて、バッテリーEVの日産「リーフ」を所有していましたが、このアクセル方法で、航続距離が厳しかった中古リーフの電費を必死に改善させ、効果も実感しています。

 ハイブリッド車を含む電動車には、電気を回収してバッテリーへ充電する「回生」という機能があります。

 アクセルペダルから足を離して惰性走行をすることで回生が行われ、電動走行できる距離が伸びるため、この方法で運転することでさらに燃費(電費)がよくなるのです。

※ ※ ※

 近年、ガソリン価格の高騰が続いています。

 2020年には1リットルあたり127円だったレギュラーガソリンは、2023年10月には170円を突破してしまいました。

 2023年11月現在、政府補助金の延長によりガソリン価格はひとまず落ち着いていますが、価格が下落していくことは当面は考えにくく、クルマユーザーとしてはすこしでも燃費をよくして家計への圧迫を抑えたいところです。

 前述の通り、アクセルペダル操作の加減次第で燃費は変わります。

 ガソリン車と電動車、それぞれの特徴を把握して、低燃費(低電費)の走行ができるよう心がけましょう。

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Writer: くるまのニュースライター 河馬 兎

お金と法律に関する複数の資格をもつWEBライター。好きな言葉は「お風呂」と「ハイボール」

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