めちゃ「ヤバい」ですよ!? 知らずにやってた「NG」なハンドル操作! 思わぬ「大事故」のリスクも
ハンドルの復元力に任せ「シュルシュルと戻す」のも「NG」です!
ハンドルの操作方法としてはほかにも、ハンドルをたくさん回したあと、戻す際にハンドルから少し手を離し、シュルシュルシュルとハンドルが勝手に戻る力を使って戻すのも、よくない操作方法です。
これもクセになっている人が少なくないようですが、NGなハンドル操作といえます。

ハンドルから手を離してしまうことで、ハンドルのセンター位置を見失ってしまう状態、つまり、いまどのくらい回っているのかわからなくなる可能性があります。
このことで、歩行者や自転車の飛び出しなどがあった場合に、ハンドル操作による回避を正確にすることが難しくなるのです。
また、ハンドルがまっすぐに戻る力(ハンドル復元力)に任せてしまうことで、ハンドルが戻るスピードが一定にならず、交差点などの立ち上がりでクルマがふらつく原因にも。
ハンドルを戻す際は、ハンドルの外側を両手でそっと握り、送りハンドル(腕が交差しないように、手の位置をずらしながら操作する)、もしくはクロスハンドル(左右の腕をクロスさせるようにして持ち替えていく)で戻していくようにしてください。
※ ※ ※
「ハンドルの回し方なんて自己流でもいいじゃないか」と思う人がいるかもしれません。
しかしクルマの運転は、正しい操作方法を身に着けておくことで、リスクを低減させることができますし、疲れにくくもなります。
どんなベテランドライバーであっても、悲惨な事故の加害者となってしまう可能性はあります。
ぜひ正しい操作方法を身に着けたうえで、ドライブを楽しんでください。
Writer: くるまのニュースライター 河馬 兎
お金と法律に関する複数の資格をもつWEBライター。好きな言葉は「お風呂」と「ハイボール」































