ホンダが次期型「プレリュード」世界初公開! 衝撃の「新型2ドアクーペ」はどんなクルマになる!? スポーティ仕様「タイプS」追加にも期待大

次期型「プレリュード」開発担当は「シビック」と同じ人? ということは…!?

 ホンダの会場担当者に話を聞くと、プレリュード コンセプト開発担当エンジニアが、実は現行型「シビック」の担当者と同じだというのです。

 このことから、基本設計は前輪駆動であることがうかがえます。

シャープな斬新フロントデザインも話題に! ホンダ「プレリュード コンセプト」
シャープな斬新フロントデザインも話題に! ホンダ「プレリュード コンセプト」

 プレリュード コンセプトは搭載されるパワートレインなども未発表ですが、電動スポーツモデルというメッセージからも、こちらもシビックと同じくスポーツハイブリッド「e:HEV」の採用が予測されます。

 ちなみにシビックのスポーツハイブリッドは、2リッターガソリン直噴エンジンと2モーターを組み合わせたスムーズな走りが特徴のモデルです。

 シビックの場合はほかにも、1.5リッター直噴ターボ+6速MTモデルという貴重な設定も残されています。良好な乗り味のスポーティ仕様なのですが、こうしたモデルの追加も期待されるところです。

 取材したホンダ担当者は次のように話します。

「現在は開発の最終段階に近いところに来ています。

 そう遠くないうちに市販する計画で進めていますので、楽しみにお待ちください」

※ ※ ※

 ホンダ社員に話を聞くと、同社がかつて販売していたスポーツモデルの「S2000」や、古い「シビック タイプR」「インテグラ タイプR」を今も大事に乗る人が社内には少なくないといいます。

 裏を返せば、誰よりもホンダが大好きなはずの彼らが、今「欲しい」と猛烈に思うホンダの現役スポーツモデルが見当たらない、というメッセージとも受け取れます。

 2024年中には発売との噂もあるプレリュード コンセプトですが、このクルマをベースとした新型「プレリュード タイプS」なんていうスポーティモデルを出したら面白いかもしれません。

 次期型プレリュードが、ホンダ社員自らも欲しいと思うスペシャリティカーとして登場してくれることを、大いに期待しています。

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Writer: くるまのニュースライター 河馬 兎

お金と法律に関する複数の資格をもつWEBライター。好きな言葉は「お風呂」と「ハイボール」

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