マツダ「新型ロードスター」2台を初公開! 早くも予約受注1000台突破!? 新ボディカラー&内装色に注目集まる

2023年10月5日に内容が発表されたマツダ「ロードスター」の大幅改良モデルの実車2台が、ジャパンモビリティショー2023のマツダブースにて初展示。早速注目を集めています。

ロードスター乗りなら運転して「すぐ分かる!」大幅アップデートを実施

 2023年10月26日~11月5日(一般公開は10月28日から)の日程で東京ビッグサイトで開催されている「ジャパンモビリティショー2023」のマツダブースにて、先日大幅改良が発表されたND型ロードスターの実車が初めて公開されました。

これが最新NDロードスターだ!
これが最新NDロードスターだ!

 展示されているのは、1.5L幌仕様の特別仕様車「Sレザーパッケージ Vセレクション」、2.0L RFの「RS」の2台。ボディカラーはVセレクションがタンカラーのナッパレザーシートと幌がより映える「ジェットブラックマイカ」、RFのRSが今回の改良で初めてロードスターに採用された新色「エアログレーメタリック」で、いずれも6速MT仕様となっています。

 今回の大幅改良でフロントヘッドライト、リアテールライトの内部デザインが刷新されたほか、ホイールデザインも変更されています。(RFに装着されているBBS製17インチホイールに関しては従来モデルと同様)

 ボディパネル自体には変更が加えられていませんが、前後のライトが全てLED化されたことで、好評だったエクステリアデザインの良さをキープしつつ、より現代に合わせたアップデートが施された印象です。現行マツダ車に採用されている「ディミングターンシグナル」は、新たなユニットを追加で搭載することが既にスペース的に難しいことから、今回の大幅改良モデルでは採用されていません。

 内装はメーターデザインの変更、SOSボタンの新設やフレームレスインナーミラーの採用、またマツダコネクトが刷新されて、画面の大きさも7インチから8.8インチへと拡大しています。

マツダ商品本部の齋藤茂樹氏。自身もオーナーであるNDロードスターの開発主査を務める
マツダ商品本部の齋藤茂樹氏。自身もオーナーであるNDロードスターの開発主査を務める

 マツダブースで、NDロードスター開発主査の商品本部 齋藤茂樹氏に話を伺うことができました。

「ワインディングや高速にまで行かなくても、乗って動き始めた瞬間から、街中をゆっくり走るだけでも、従来のNDロードスターを体験したことがある人ならすぐに分かるくらい、今回の大幅改良によって走りは大きく進化しています」

「ぜひディーラーに配備された際には、実車に乗っていただいて、最新スポーツカーに見劣りしないアップデートされたNDロードスターを体験してもらいたいです」

 10月5日に商品改良の内容が発表されてからまだ1カ月経過しておらず、かつ販売は2024年1月中旬予定とのことで、まだ見たり乗ったりすることができない状況ながら、大幅改良されたNDロードスターの予約受注台数はすでに1000台を超えているとのことです。

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