フロントガラスの「謎の黒いツブツブ」はどんな意味? 地味に視界に入るけど… ドライバーには必須なアイテムだった?

黒いツブツブって何で出来てる? 実はただのシールではない!

 では、センターバイザーはどのようにガラスについているのでしょうか。

 センターバイザーの素材は黒いセラミックです。この黒セラミックをガラス内面に焼き付けているのです。

 そのためセンターバイザーを剥がすことはできません。また、上からドライブレコーダーなどを貼り付けても問題はないようです。

 さらに、太陽光を遮る黒セラミックはセンターバイザーに使われているだけではありません。

黒いツブツブにはドライバーを守る役割があった
黒いツブツブにはドライバーを守る役割があった

 フロントガラスの縁に焼き付けることで、ガラスの接着剤を紫外線から保護しています。

 こうした黒セラミックは、徐々に点々を小さくするなどデザイン性をもたせていることがあります。

 なお、最近は運転支援システムが普及したことから、ルームミラーの周辺にステレオカメラや赤外線レーザーなど多くの機器が取り付けられるようになりました。

※ ※ ※

 センターバイザーのように、クルマのフロントガラスには、普段は気にすることもない一方で、実はドライバーの安全を守る大切な装備が施されているケースがあります。

 ほかにも、2010年以降に販売されているホンダ車の多くには、フロントガラスの両端に小さな三角の印がつけられています。

 これは、ドライバーが2つの三角の頂点を結ぶラインを無意識に認識することで、運転中の視線移動が安定するという効果があります。これにより、車幅感覚を掴むことができるというものです。

【画像】「えっ…!」ツブツブと違う! ガラスの「謎の▲」これなに? 写真で見る!(11枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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