トヨタ新型「コンパクトカー」登場! めちゃスゴイ“新”ハイブリッド搭載で爆速に!? スポーティなGRSも用意の「ヤリス」伊で受注開始
2023年10月23日、トヨタのドイツ法人は、コンパクトカー「ヤリス」の新たな2024年型の受注を開始したと発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
新ハイブリッド搭載!トヨタ新型「ヤリス登場」
トヨタのドイツ法人は2023年10月23日、コンパクトカー「ヤリス」の新たな2024年型の受注を開始したと発表しました。
ヤリスは、日本国内でかつて「ヴィッツ」として販売されていたコンパクトカーで、初代モデルは1999年1月13日に登場。以降、2005年に2代目、2010年に3代目が登場しましたが、2020年には販売を終了し、同年のフルモデルチェンジで車名が世界共通の「ヤリス」に変更されています。
現行モデルは、このときに登場した4代目です。ボディサイズは全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mm。欧州市場では「アイゴX」よりも、日本市場では先日生産が終了した「パッソ」よりも一回り大きなサイズ感です。
今回受注を開始した2024年型最大の特徴は、既存の第4世代ハイブリッドをベースに電気モーター・ジェネレーターを大型化・高性能化した新たな第5世代ハイブリッドシステムの新型トランスアクスルの採用や、パワーコントロールユニット(PCU)のソフトウェアとハードウェアの見直しを行った新パワートレインを追加設定したことです。
上位グレードのプレミアエディションと、スポーティグレードのGR SPORTには、同パワートレインのみが設定されます。
システム総合出力は116馬力から130馬力へと向上するほか、トルクも141Nmから185Nmへと上昇し、0-100km/h加速は9.2秒、80-120km/h加速も7.5秒と、加速性能が進化しています。
また2024年型は、安全性先進安全装備も追加および改良。最新世代のToyota Safety Senseを搭載し、無線ソフトウェアアップデートも組み込まれ、Toyota Safety Senseとマルチメディアシステムの機能を簡単にアップデート可能になりました。
さらに、新しいカメラとレーダーにより、事故リスクの検出範囲を大幅に増加。たとえば、プリクラッシュセーフティシステム(PCS)は、歩行者、自転車、さらにはオートバイを含む、より広範囲の物体や車両を認識できるようにしています。
前方車両との衝突の危険を検知した場合に急加速を抑制する「加速抑制機能」や、プロアクティブドライビングアシスト(PDA)、緊急運転停止システム(EDSS)なども追加しています。
コネクテッド機能は、トヨタスマートコネクトシステムを全グレードに標準装備するほか、スマートフォンをクルマの鍵として使用できるデジタルキーも標準化し、利便性を高めています。
インテリアは、新たなデジタルコックピットが搭載され、先進性を高めています。
価格は、ベースグレードの「ハイブリッド115」アクティブが2万4100ユーロ(約384万円)から、新エンジンを搭載したGRスポーツやプレミア エディションが3万1700ユーロ(約506万円)までです。
デリバリー開始は、2024年1月を予定しています。
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