トヨタの消防指令センター向けシステムにJVCケンウッドの通信型ドライブレコーダー採用 現場の状況を把握

JVCケンウッドは2023年10月17日、同社製の通信型ドライブレコーダーが、トヨタが開発した「選択した車両のドライブレコーダーの映像を閲覧できるシステム」に採用されたことを発表しました。

協力企業の車両約400台にドライブレコーダー搭載へ

 JVCケンウッドは2023年10月17日、同社製の通信型ドライブレコーダーが、トヨタが開発した「選択した車両のドライブレコーダーの映像を閲覧できるシステム」に採用されたことを発表しました。

システムの特徴(情報の流れイメージ)
システムの特徴(情報の流れイメージ)

 同システムは、消防指令センターのオペレーターが、119番通報だけでは把握しきれない現場の状況をより正確に把握するために、選択した付近を走行する車両からの映像を閲覧できるようにするもの。

 JVCケンウッドの通信型ドライブレコーダーは、高画質な映像を実現するとともに、通信機能により、車両の位置情報や映像を管理者へ送信することができます。また、同社独自の「Software Development Kit(SDK)」により、IoT・AIベースのテレマティクスサービスの構築を短期間・低コストで実現できるとしています。

 今回の採用は、同システムの開発をスピーディーかつ柔軟に支援できる点が評価されたものです。同年10月25日から、堺市消防局管内を走る協力企業の車両(バスやタクシー、トラックなど)約400台に同ドライブレコーダーが搭載され、堺市消防局の消防指令センターに設置されたシステムと連携する共同実証実験が始まります。

 JVCケンウッドでは、今後も通信型ドライブレコーダーを軸に、パートナー企業と協働したシステムやサービスの提供を進め、モビリティ分野でドライバーに安心・安全を提供するテレマティクスソリューションを提案していくとしています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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