トヨタの公開した「和製スーパーカー」がスゴい! ハイブリッド式で「3人乗り」!? まさかの「ガルウィングドア」も採用! 斬新すぎるモデルに反響集まる
トヨタが過去のモーターショーで世界初公開していたスーパーカーのコンセプトカー「アレッサンドロ・ボルタ」について、SNSなどではさまざまな感想が投稿されています。
まさに未来! トヨタの「HVスーパーカー」が凄い
国内最大の自動車ショー「東京モーターショー」がリニューアルされ、新たに「ジャパンモビリティショー」と名称を変えて2023年10月28日から一般公開されます。
過去には世界各地で様々なモーターショーが開催されるとともに、発表されたコンセプトカーが大きな話題となりましたが、このうち2004年にスイスで開催された「ジュネーブモーターショー2004」でトヨタが世界初公開したクルマについて、今もなおSNSなどで多くのユーザーが関心を寄せているようです。
トヨタが2004年のジュネーブモーターショーで公開した「アレッサンドロ・ボルタ」は、電動技術を組み合わせた当時かつて無い「ハイブリッド式のスーパースポーツカー」でした。
スーパーカー然とした迫力あふれるスタイリングと高い走行性能に、電気の力を活かした環境への配慮まで両立させた、まさに未来のスーパーカーの姿を提案する同車は、世界で初めて電池を発明した1800年代のイタリアの物理学者「アレッサンドロ・ボルタ伯爵」の名を車名として採用。さらにボディのスタイリングもイタリアのデザイン工房「イタルデザイン・ジウジアーロ」が担当しています。
パワーユニットは、3.3リッターの6気筒エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせ、システム最高出力402馬力を発揮。これら重量のある構造物すべて車体中央に配置し、運動性能に優れた重心バランスを実現しました。駆動方式は前後の車軸両方に独立したモーターを採用した4WDです。
また、多くの最新システムを搭載しつつもボディ構造には軽量なカーボン素材を使用することで、車両重量はわずか1250kgとスーパーカーとしては軽量な値を達成し、停止状態から4.06秒で100km/hに到達する加速力と250km/hを超える最高速度を実現していました。
ボディサイズは全長4358mm×全幅1925mm×全高1145mm。イタルデザインによるスタイリングは未来的な雰囲気の漂う、アレッサンドロ・ボルタだけの個性的な造形です。
さらにドアには乗車しやすく開閉動作も華やかに演出する、いわゆる「ガルウィング(正式名称:シザーズドア)式」を採用。マフラーはサイド出しと、見るからに「特別なクルマ」であることを主張するデザインを採用したことで、アレッサンドロ・ボルタはライバルたる世界のスーパーカーと並べても一切遜色の無い強烈な個性を放ちました。
インテリアにも個性的な設計が取り入れられ、なんと3人横並びのシートという斬新な座席配置を実現。ステアリングと操作ペダルは自由に左右スライド出来るため、好きな座席の位置で運転することが可能というユニークな発想も同車独特の魅力でした。
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この斬新なアレッサンドロ・ボルタについて、今もなおSNSなどでは一部ユーザーが注目しており、さまざまなコメントが投稿されています。
「いま見てもカッコいいな」「やっぱりローアンドワイドのスーパーカーは美しい!」「これ市販して欲しかった…」「見た目が良くて速くて燃費も良いって、最高じゃん」など、20年近く経過した今なお通用するデザインに市販化を求める声が見られる一方で、「ガルウイングとか全体のシルエットがランボルギーニの『ムルシエラゴ』っぽく見える」「イタルデザインも嫌いじゃないけどトヨタ独自のデザインも見たかったな」と、もっとトヨタだけの独自性を求める意見も見られます。
また、「ハイブリッド式のスーパーカーって今は普通だけど、それを2004年に提案してるトヨタの先見の眼に驚いた」と、トヨタの予測した未来の正確性に衝撃を受けたというコメントもあり、これはフェラーリやランボルギーニなど大手スーパーカーメーカーがハイブリッドや電気自動車(EV)のスーパーカーを販売している現在ならではのコメントと言えるでしょう。
アレッサンドロ・ボルタはモーターショーで高い評価を獲得したものの、実際に販売に至ることはありませんでしたが、2023年10月28日から一般公開されるJMS2023でも再びクルマ好きに驚きを持って迎えられるスーパーカーがトヨタから出展されるのか、今から注目が集まっているようです。
ガルウィングとちゃうがな
シザースドアやないか
居ると 思ッた!シザーズ警察!w。
まぁ あたいも ガル違う!シザーズじゃン!と思ッたから。
普通の人が普通に乗れる車のほうがイイと思う。一般道でポテンシャルを引き出す走りなんてムリでしょう。それだけの運転技術も一般人には無いと思うよ。