三菱「新型SUVミニバン」初公開へ! 次期「パジェロ」じゃなくて「デリカ」だった? “パジェロ”名復活はもうないのか
ジャパンモビリティショー2023では次期型「デリカ」を展示?
そんな折の2023年9月。三菱は、開催迫る「ジャパンモビリティショー2023」のブースイメージを発表しました。そこには、見知らぬシルエットのクルマが写っており、「これは次期型パジェロではないのか」などとSNSなどで話題を呼びました。
続く10月には、より詳しいニュースがリリースされました。前述のトライトン日本初披露のほか、「電動クロスオーバーMPV(MPVとは「多人数乗車可能なクルマ」、つまり「ミニバン」)のコンセプトカーを世界初披露」とも記されており、砂埃を巻き上げて走るミニバン風のクルマのティザーイメージも添付されています。
この電動クロスオーバーMPVの詳細を見ると、「SUVならではの走破性とMPVの居住性と快適性、使い勝手を兼ね備え、カーボンニュートラル社会の実現を見据えた電動クロスオーバーMPV」という文字が踊っています。
同社のクロスオーバーMPVといえば、「デリカD:5」が思い浮かびます。フル7シーターミニバンの実用性と、三菱伝統の悪路走破性を兼ね備えた唯一無二のモデルとして、市場で高い評価を受けています。
しかし現行型の登場は2007年。幾度もの改良を繰り返し、2019年には大規模なマイナーチェンジを行なっていますが、フルモデルチェンジの声が聞こえてきてもおかしくありません。そのためこのコンセプトカーは、次期デリカD:5を示唆する可能性が高いといえるでしょう。
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パジェロの国内消滅から約4年経って開催されるジャパンモビリティショー2023でも、パジェロの復活は叶いませんでした。
しかし、トライトンの展示は大いに意味があると感じられます。パジェロの名を冠したパジェロスポーツが日本の路上を走る日も、そう遠くはないのかもしれません。
そして元祖パジェロ再登場への望みも、引き続き持ち続けたいと思います。
Writer: 遠藤イヅル
1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター・ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持ち、コピックマーカーで描くアナログイラスト、実用車や商用車・中古車、知られざるクルマの記事を得意とする。
初代トライトンは国内販売はされました。
初代トライトンは国内販売されました。
「パジェロ」と名をつけても「これはパジェロではない」と今までパジェロ復活を願ってたひとたちが高くて買えないからと言い訳しそうだからな
もうパジェロは必要ないですよ
あとランエボもね
こっちも同じ理由で「買いたいけど〇〇がなぁ」とかめちゃくちゃ細かいとこを指摘して買わないとかありそう