夏タイヤの「寿命」は5年! ではセットの「ホイール」に“使用期限”はある? ホイールを替えるべき「正しいタイミング」とは
では「使用を控えたほうが良いホイール」とは?
このように、様々な検査や認定マークによってホイールの強度や安全性は保証され、市場に流通しています。

しかしその一方でホイールに求められる強度基準は年々高くなっており、過去に製造されたホイールが現在の基準を満たしていない可能性も十分に考えられるため注意が必要です。
また、ホイールを縁石にぶつけてしまったりクルマが事故にあったなど一度でも強い衝撃が加わった場合、たとえ見た目には問題が無さそうだったとしてもホイール全体に歪みが生じていたり、細かい損傷箇所から空気が漏れてしまうことも。さらにホイール自体の耐久性が落ちてしまっている場合もあります。
ホイールは、車検などでも製造年月日を確認されることは無いため、古いものを装着していても法的に問題はありませんが、タイヤのように定められた寿命が無いとしても、永久に使用できるものではありません。
もしも前述のように衝撃を与えた経験や、キズや凹みなど僅かでも変形がある場合には、ホイールを販売店や専門店に持ち込み、安全に使用できる状態なのかをしっかり検査してもらうことをおすすめします。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。
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