車の上に「謎の小部屋」設定!? まさかの“変身”遂げる「超快適」装備! マツダの「車中泊ミニバン」が凄かった!

10年に渡り支持を集めた「テント付きミニバン」のその後とは

 ボンゴフレンディのエンジンラインナップは、2.5リッターディーゼルターボや、2.5リッターV型6気筒DOHC、2リッター直列4気筒の3タイプが用意され、後輪駆動(FR)に加え、ディーゼル車のみフルタイム4WD仕様も選択可能です。

屋根が「パッカーン」! 大変身後は大きな「テント」が誕生します
屋根が「パッカーン」! 大変身後は大きな「テント」が誕生します

 なお通常の「ノーマルルーフ」車のボディサイズは5ナンバー枠に収まりますが、オートフリートップ車は全高が5ナンバー枠の範囲を超えた2m超なので、3ナンバー仕様となっていました。

 そんな個性的な車中泊ミニバンのボンゴフレンディは、その後もアウトドアユーザーから愛され続け、2006年まで約10年にわたって販売されています。

※ ※ ※

 ボンゴフレンディ廃止後しばらく経った2008年に登場した後継ミニバン「ビアンテ」には、期待されたオートフリートップ仕様は未設定でした。

 そしてビアンテが2018年に生産を終了したタイミングで、マツダはミニバンカテゴリー自体から撤退したままです。

 国産モデルでは貴重なポップアップルーフ付きミニバンとなったボンゴフレンディはデビューから25年以上が経過した現在も、中古車市場でコアなファンから根強く支持されています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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