まさに「クラウン ハッチバック」! トヨタ渾身の「小さな高級車」が凄い! “大排気量エンジン”搭載した「爆速ハッチバック」の正体とは!?
わずか6年で販売が終了…!?
まさに現在でも通用する「ショート・プレミアム」というコンセプトを体現したといえる「ブレイド」および「ブレイドマスター」。
奇しくも2023年の秋には、全長4190mmのレクサスの新しいコンパクトSUV 新型「LBX」の発売が予告されるなど、現在は小さいプレミアムカーという市場は大きな注目を浴びているものの、ブレイドの発売した2000年代後半にはまだ奇抜な色物クルマと捉えられる向きもあり、ブレイドの販売は苦戦します。
発売から数ヶ月は月販目標販売台数の3000台を超える販売台数を維持しましたが、次第に販売数は低迷。2007年以降は月間1000台を下回り、末期には100台以下の月も続きました。
そしてブレイドシリーズは数回のマイナーチェンジを繰り返した後、2012年6月27日に販売を終了と、登場からわずか6年という短い期間で姿を消しました。
※ ※ ※
走行性能は高く評価されたものの、残念ながら6年で販売終了となったブレイドシリーズ。
新車価格は約224万円から342万円と、もちろん中身に伴ったプライスが提示されていましたが、中古車検索サイトを調べてみると、2023年9月現在最上級モデルであるブレイドマスターでも100万円以下、個体によっては50万円前後の価格で見つけることも可能です。
珍しい大排気量エンジンを搭載した、トヨタ渾身の高級ハッチバック。興味のある人は探してみても面白いかもしれません。
1 2