トヨタが史上初の「スライドドアモデル」初公開! ビッグな新型「センチュリーGRMN」も実現できちゃう? フルオーダーが本当に凄そう
新型センチュリーってどんなクルマ?
センチュリーといえば、トヨタのショーファーカー(専属運転手がハンドルを握り、オーナーやゲストは主に後席へ乗る高級車)として、1967年に誕生した最上級セダンです。
現行モデルは2018年に登場した3代目となるセンチュリー(セダン)ですが、このモデルに加わる形で、新型センチュリーが登場しました。
新型センチュリーは、「これからもセンチュリーがお客様のご期待を超えたおもてなしをお届けしていくために、どうあるべきか」をテーマに、移動時間をより有効に活用し、車内での休憩や、オンライン会議に参加するなど、変化し多様化するショーファーニーズに答えるため、既存の4ドアセダンスタイルから、ボディ形状をより背の高いSUV風スタイルに変化させた大型モデル。
コンセプトは「The Chauffeur」で、本質を追求し、センチュリーにふさわしい品格や静粛性・乗り心地を継承しつつ、センチュリーとしてこれからの時代もユーザーの期待に応えし続ける新しいショーファーカーに仕上がっています。
ボディサイズは、全長5205mm×全幅1990mm×全高1805mmで、ホイールベースは2950mm。大柄なボディながら乗車定員は4名の豪華な仕様です。
エクステリアは、“威風凛然”をテーマに日本の美意識を随所にちりばめられた、品格のある佇まいが特徴的です。
ボディ形状や、灯火類のデザインなどあらゆるデザインがこれまでのセンチュリーから大きく変化しているにも関わらず、しっかりと“センチュリー”と認識できるデザインとなっています。
インテリアは、「人中心」の思想で設計された、快適な移動時間を実現する室内空間となっており、リフレッシュ機能など、後席に座るVIPが心からくつろげる機能を備えた、フルリクライニング可能なリアシートを採用。
後席だけでなく前席にも抜かりはなく、プロドライバーをしっかりサポートする機能や装備を集約し、使い勝手を高めたコックピットとなっているほか、ショーファーカーに相応しい後席の快適な移動を実現するためのセッティングを施した専用の走行モードも備えています。
一方で新型センチュリーは、ドライバーズカーとしても走行を楽しめる十分な性能も併せ持っています。
これは世界の高級車ブランドで普及が広がるSUVタイプの場合、休日は世界のVIPも自ら運転しアクティブに活用する機会も多いという調査結果を受けて設計したとトヨタは説明します。
パワートレインは、センチュリーにふさわしい静粛性と力強く爽快な走りを両立した、最高出力262馬力・最大トルク335Nmを発揮する3.5リッターV型6気筒エンジン+モーターのプラグインハイブリッドシステムを新開発し搭載。これに組み合わされるトランスミッションは電気式CVTとなっています。
消費税込み価格は2500万円。トヨタブランドの中で最も高額なクルマとなっています。
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