中部縦貫道「九頭竜IC」10月開通!「首都圏&中京圏~北陸」が時間短縮 残りの区間はいつ開通?
大野油坂道路の勝原IC~九頭竜IC間が、2023年10月28日に開通します。この区間は将来、中部縦貫道の一部に組み込まれます。
勝原IC~九頭竜IC間が延伸
国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所は2023年9月7日、福井県内で建設を進めている国道158号バイパス「大野油坂道路」のうち、勝原IC~九頭竜IC間が10月28日17時に開通すると発表しました。
大野油坂道路は、大野ICから油坂出入口(仮称、油坂峠道路との接続地点)までを結ぶ全長35.0kmの自動車専用道路です。通行無料、標準幅員13m、車道2車線、設計速度60km/hで整備されます。2023年3月に最初の区間である大野IC~勝原IC間10.0kmが開通しています。
この道路は、西側(大野IC)で接続する永平寺大野道路、東側で接続する油坂峠道路とともに中部縦貫道を構成します。
今回開通するのは、このうち勝原IC~九頭竜IC間の9.5kmです。勝原ICと途中の下山ICは、大野IC方面のみで出入りできるハーフインターとして整備されます。
なお、未開通区間の九頭竜IC~油坂出入口間15.5kmも建設が進められています。この区間は2026年春に開通する見通しです。
大野油坂道路の全線が開通すると、北陸道と東海北陸道を東西につなぐ高規格道路が誕生します。これにより中京圏~北陸間の新たなルートになるほか、首都圏~福井間の最短ルートとしても期待されています。
それに引き換え長野県のやる気の無さ…