日産「スカイライン」にSUV? 先進的すぎた「クロスオーバー」後継車もある!? 「あきらめない」スカイラインの未来つなぐカギとは
日産は「スカイラインクロスオーバー」の失敗がトラウマになっている!?
確かに日産としては、スカイラインクロスオーバーの失敗は、苦い経験だったはず。
気付けばムラーノも日本での販売を取りやめており、現在はミドルクラスSUVの「エクストレイル」が国内最高峰という現状です。
しかし前述の通り、高級クロスオーバーSUVカテゴリーは今もっとも熱いジャンルのひとつであり、日産としても逃す手はないと考えているはず。
インフィニティには現在、EX35の後継車である「QX50」や、クーペSUV「QX55」、さらに3列シートSUV「QX60」と、ちょうど良いサイズのクロスオーバーSUVが複数ラインアップされています。
現行型スカイライン(V37型)はデビューからすでに10年が経過し、かねてより後継モデルの登場が期待されています。
クラウンクロスオーバーやクラウンスポーツなどの注目度を考えても、こうした「既にある」インフィニティ系SUVに「スカイライン」ブランドを与え、新型スカイラインクロスオーバーとして販売する可能性も少なくないと筆者(吉川賢一)は考えます。
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日産のセダンは、2022年に「シーマ」と「フーガ」が生産終了となり、残るはスカイライン1車種のみとなってしまいました。
そのスカイラインすら、本当に次期型が登場するのかと存続が危ぶまれている状況にあります。
2021年の一部新聞による「次期スカイラインの開発中止」との報道を受け、日産の星野朝子副社長が発言した「スカイラインは諦めません」という言葉は、今も日産ファンの拠りどころとなっています。
相次ぐ新型車投入で勢いを取り戻しつつある今の日産の英断に、大いに期待したいところです。
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