トヨタ新型「センチュリー」世界初公開! 存在感ある「ワイドボディ」採用! 「セダン」とは何が違う?
オーダーメイドで自分だけの1台をつくる新たな試みも
パワートレインも新型センチュリーとセンチュリーセダンでは大きく異なります。
新型センチュリーは、3.5リッターV型6気筒のPHEV(プラグインハイブリッド車)で、四輪駆動「E-Four Advanced」と組み合わせています。
日常はBEV(電気自動車)として、長距離はHEV(ハイブリッド車)としてそれぞれ使うことができます。
カタログ燃費は14.2km/L(WLTCモード燃費)。BEVでの走行可能距離は69kmとなっています。
また四輪操舵システム「ダイナミックリアステアリング」を設定するほか、後席の乗員の快適性を最優先したショーファーモードというべき「リアコンフォートモード」を設定した統合制御「ドライブモードセレクト」も採用しています。
一方で、オーナーがドライブを楽しめるドライバーズカーとしての走行性能も確保しているといいます。
センチュリーセダンは、5リッターV型8気筒HEV仕様で、駆動方式はFR(後輪駆動)。WLTCモード燃費は12.4km/Lです。
AVS(Adaptive Variable Suspension System)機能付き電子制御エアサスペンションを備え、フラットな乗り心地を保ちます。
販売価格(消費税込み)は、新型センチュリーが2500万円、センチュリーセダンが2008万円です。
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今回の新型センチュリーは、センチュリーを熟知したセールスやエンジニア「センチュリーマイスター」が在籍する一部の販売店において取り扱われます。
また、高級ファッションブランドがオーダーメイドで洋服を仕立てるように、ボディカラーや内装など、ユーザーの嗜好に応じた世界で1台のセンチュリーを作り上げるプランも用意される予定だといいます。
9月6日に行われたワールドプレミア会場では、後席にスライドドア(リンクドア)を備えた「GRMN」仕様という、通常のカタログモデルとは大きく異なるカスタマイズモデルが展示されていました。
トヨタではここまでの大規模な変更にも対応するといい、予算さえあればかなりのことができそうです。
これも新型センチュリーならではの新たな試みといえます。
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