有明沿岸道さらに南へ! 国道208号バイパス「荒尾道路」が事業化 福岡&熊本県境で進む計画への反響は

熊本県荒尾市の国道208号バイパス「荒尾道路」が、新規事業化しました。SNSではどのような反響があったのでしょうか。

沿岸に自動車専用道路を整備

 国道208号バイパス「荒尾道路」が、2023年度に新規事業化されました。どのような反響があったのでしょうか。

渋滞する国道208号(現道)(画像:国土交通省九州地方整備局)
渋滞する国道208号(現道)(画像:国土交通省九州地方整備局)

 国道208号は、熊本市中央区を起点とし、熊本県玉名市・荒尾市、福岡県大牟田市・みやま市・柳川市などを経由して佐賀県佐賀市に至る道路です。

 このうち有明海沿岸の区間は、国道208号のバイパスで地域高規格道路(自動車専用道路)でもある有明沿岸道(有明海沿岸道路)の整備が進んでいます。

 今回、新規事業化された荒尾道路は、この有明沿岸道の南端の区間として計画されています。

 荒尾道路の区間は、熊本県北部に位置する荒尾市の、荒尾から大島までの2.2kmです。

 有明沿岸道は現在、三池港IC(福岡県大牟田市)が南端ですが、ここからさらに県境を越えて荒尾北IC(仮称、熊本県荒尾市大島)までの区間が延伸ルートとして事業中。

 そして荒尾道路は、荒尾北ICからさらに南へ延びるルートとして計画されています。

 道路は延長2.2kmの全線が2車線(片側1車線)の高架橋で、設計速度は80km/hです。

 荒尾道路の整備により、並行する国道208号(現道)の混雑が緩和されるとともに、洪水や高潮浸水の想定箇所を回避することで、信頼性の高い道路網の形成が期待されています。

 全体事業費は230億円で、2023年度当初予算は5000万円です。

 この計画に対し、SNSでは「有明沿岸道路、ほんと便利よねぇ」という声とともに、「玉名市の手前ぐらいまで開通すれば、あとは玉名バイパス経由で熊本市まで行きやすくなると思います」といった投稿も。

 また、整備や開通の目途はまだ示されていませんが、「ルート上に民家はほぼないはずなので着工するまであまり時間はかからないと推測」する投稿があった一方で「あと10年くらいかかりそう」と見る人もいました。

 さらに、「せめて長洲港まで一気に造ってくれよ」「熊本~荒尾の国道501号の改良をやってほしい」と、荒尾から熊本方面の整備を要望する声も複数投稿されています。

 ちなみに荒尾からさらに南は、有明沿岸道の「2期」として熊本県熊本市の熊本天草幹線道路まで延伸する構想がありますが、具体的な動きはまだありません。

【地図】有明沿岸道(荒尾道路)の計画ルートを地図で見る(7枚)

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