斬新“超開放感”ドア採用! 新型「ツルツルSUV」初展示! ボディ上部は全部“ガラス”な「プーラビジョン」米に登場

イタリアで活躍するアウトモビリ・ピニンファリーナは、2023年8月17日から20日にかけて開催された「モントレー・カー・ウィーク2023」にて、EVコンセプトカー新型「プーラビジョン」を初展示しました。どのようなモデルなのでしょうか。

SUVタイプのEVコンセプトカー「プーラビジョン」とは?

  イタリアで活躍するアウトモビリ・ピニンファリーナ(以下ピニンファリーナ)は、2023年8月17日から20日にかけて開催された「モントレー・カー・ウィーク2023」にて、EVコンセプトカー新型「プーラビジョン」を初展示しました。

なにこれスゴイドア! ピニンファリーナ新型「プーラビジョン」
なにこれスゴイドア! ピニンファリーナ新型「プーラビジョン」

 フェラーリやマセラティなどの高級自動車メーカーと連携し、自動車のデザインや製造を行ってきたピニンファリーナ。そんな同社は、カリフォルニア州で行われた自動車イベント「モントレー・カー・ウィーク2023」で、1台のコンセプトEVを初展示しました。

 それがSUVタイプの「プーラビジョン」です。やはり一番の特徴といえるのは、車体の上部でしょう。屋根の大部分がガラスとなっており、美しく透明感のあるスタイルを形成しています。

 その中央部は「ビスコット」と呼ばれるスペースを設けつつ、外の風景を楽しめるパノラマルーフになっています。また運転席と後部座席の間はピラーもないため、視認性の高さも魅力です。

 さらにドアの開閉方式も独特です。まず上部ウィドウ部分がガルウィングドアのように上に跳ね上がります。そして車体ドア部分は、ロールスロイスの車両でよく見られるコーチドアのように、前側と後ろ側に開くのです。

 その他、従来のドアミラーは廃止。代わりに後方を映すカメラを組み込んでいます。また、インテリアのセントラルディスプレイは、使用しない時には収納しダッシュボードを広く見せることができます。

 このプーラビジョンについて、同社のチーフデザインオフィサーであるデイブ・アマンテーア氏は 「ピニンファリーナが生み出してきた名車のDNAを受け継ぎつつ、シャープなラインと現代的な美しさで未来のクルマを具現化しています」「この美しいボディと時代を超えて愛されるプロポーション、ロアボディのディテールに技巧が凝らされている点を見れば、ピニンファリーナが手掛けたクルマであることは一目瞭然でしょう」などと述べています。

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 ピニンファリーナは、今回の「モントレー・カー・ウィーク2023」で「B95」という2シーターの電動ハイパーカーを発表しています。

 こちらは「プーラビジョン」とはまったく異なり、まるでフォミュラーカーのような開放型の座席を採用しています。公道はもちろん、サーキット場でも十分活躍できる走行能力があります。

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Writer: 鈴木伊玖馬

愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。

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