高速道路で見る「謎のコーヒカップ」何の意味? フォーク&ナイフとの違いは? 明確な定義があった!

様々な標識が存在する高速道路ですが中には「コーヒーカップ」と「ナイフとフォーク」を見かけることがあります。これはどのような意味を表しているのでしょうか。

コーヒーカップ標識でも商業施設がある三芳パーキングエリア

 関越自動車道の三芳パーキングエリアは、コーヒーカップの標識ながら、「Pasar三芳」(パサールみよし)という商業施設として運営されています。

 PasarはNEXCO東日本が展開する商業施設のブランドで、パサール三芳は、「パサール 幕張」「パサール 羽生」に次いで2009年にオープンしました。

 建物の面積は約3400平米と広々。フードコートや飲食店をはじめ、ショッピングゾーン「旬撰倶楽部」(しゅんせんくらぶ)など約20店舗が揃います。

 具体的にフードコートをみてみましょう。

 窓から差し込む光が明るく、白木と緑を基調にしたテーブル席がいくつも並んでいます。施設のコンセプトは「自然と調和したナチュラルモダン」ですが、それがよく感じられる造りです。

 スペースの周辺には、肉丼や親子丼、そば、スパゲッティ、ラーメンと気軽なメニューの店舗がずらり。埼玉らしく深谷ねぎそばも食べられます。

 その隣、イベントスペース脇には、施設でいちばん大きい食事処の回転寿司店が構えています。

コーヒーカップ標識でも商業施設がある「Pasar三芳」(画像提供:NEXCO東日本)
コーヒーカップ標識でも商業施設がある「Pasar三芳」(画像提供:NEXCO東日本)

 施設の半分ほどを占めるのは、数々のテイクアウト飲食店です。

 三芳町名物のさつまいもを使ったスイーツや、川越名物の太麺焼きそば、地元素材のソフトクリームなどご当地メニューに挑戦することもできます。

 お土産にご当地グルメを買うなら旬撰倶楽部です。埼玉のウインナーや漬物、お惣菜を販売するほか、群馬や新潟、長野のお菓子なども手に入ります。

 このような大きな施設であるにも関わらず、「軽食」を意味するコーヒーカップの標識であることについて、NEXCO東日本の担当者は「フードコートを軽食堂としているためで、パザール三芳はコーヒーカップ標識のシンボルとしております」と話します。

※ ※ ※

 高速道路上には約15キロごとにパーキングエリアが設置され、さらに50キロ間隔でサービスエリアがあります。

 ドライブをより楽しむなら、コーヒーカップやナイフ&フォークの標識をもとにして、名物料理などを事前に調べておくといいかもしれません。

【画像】「えっ…!」 料金所の中はこんな感じ? これが内部です!(17枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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