2023年秋にホンダの新型高級ミニバン「予約受付」スタート! 豪華「4座“VIP”仕様」は設定される!? 「オデッセイ」の仕様はどうなるのか
ホンダのラージクラスミニバン「オデッセイ」は中国市場で生産を継続していますが、現地では様々な仕様が設定されており、そのなかには4人乗りVIP仕様も含まれます。2023年冬に実施される日本再導入時に、このモデルもやってくるのでしょうか。
中国仕様の「オデッセイ」には4人乗り専用VIP仕様の設定も
ホンダは高級ミニバン「オデッセイ」を2023年冬に再発売します。これに先駆け、2023年秋から先行予約も行われます。
今回の新型オデッセイは、ホンダの中国合弁会社である広汽本田汽車(以下、広汽ホンダ)製造モデルの初輸入となりますが、現地では3列・7人乗り仕様のほか、2列・4人乗りの豪華VIP仕様も用意されています。
オデッセイは、ミニバンブームの先駆けとして1994年に登場しました。
その後世代を重ね、現段階での国内最終モデルは、2013年に登場した5代目です。
国内向けオデッセイで初の後席スライドドアを採用。低床・低重心化による走行性能の向上に加え、4代目に比べ背を大幅に高めたことで室内空間も拡大。質感も高め、高級ミニバンとしてのキャラクターを確立しています。
デビュー後も2モーターハイブリッド(e:HEV)モデルを追加するなど、たび重なる改良を実施。
さらに2020年11月、内外装のデザインを大幅に変更するマイナーチェンジを行っており、新鮮さを保っています。
しかし初代モデル以来オデッセイ生産を続けてきたホンダ埼玉製作所 狭山工場が閉鎖された影響で、マイナーチェンジからわずか1年の2021年12月末、オデッセイは突如として生産終了に。27年続いた歴史に幕を閉じています。
そんななか、ホンダがオデッセイ再導入を2023年4月に発表しました。
生産終了前の2021年には年間2万1148台(月/約1762台平均)を販売していたオデッセイだけに、復活は大いに期待されるところです。
前出の通り、オデッセイは今も中国での販売が続いています。
国内へ再導入される新型オデッセイは、2021年まで生産されていたモデルをベースにした一部改良モデルとなります。
中国・広汽ホンダの製造ラインを有効活用し、右ハンドル仕様を新たに用意します。
新デザインのフロントグリルを採用し、先進運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」の新機能などを追加するほか、ブラック加飾を装備する新タイプ「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」も設定されます。
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一方現地では様々なラインナップが設定されており、そのなかには2列レイアウト・4人乗り仕様「エリートエディション」も含まれます。
これはいままで日本では設定されたことがない、豪華なVIPモデルといえます。
左右独立タイプの専用大型キャプテンシートをはじめ、前席とのパーティションが設置されるほか、防音ガラスも採用され、専用ハニカムグリルも備わります。
折しも日本では、6月にトヨタが「アルファード/ヴェルファイア」をフルモデルチェンジしたほか、レクサスも「LM」を今秋頃に国内初導入を予定するなど、高級ミニバンの市場がにわかに活気づいています。
今のところホンダでは、2列目に両側アームレスト付4ウェイパワーシートとシートヒーター、折りたたみ式の2列目シートセンターテーブルを採用する、3列シート仕様の国内導入を明らかにしています。
しかしライバルに対抗するためにも、新型オデッセイ 4人乗りVIP仕様のサプライズ導入を大いに期待したいところです。
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