トヨタの高級SUV「ランクル300」で「車中泊」できる! 新型「ランクル250」への展開も検討中!? 老舗メーカーの「ベッドシステム」がスゴかった
トヨタの最上級SUVとして人気を集める「ランドクルーザー300(ランクル300)」。トランポショップ「オグショー」では、大人も横になって寝られるベッドなどのパーツを展開し、注目を集めています。
トヨタ「ランドクルーザー300」にまさかの「ベッド」装備!
静岡県の老舗カスタムメーカー「オグショー」のラインナップには、トヨタの最上級SUV「ランドクルーザー300」に関するパーツが存在しています。
なかで注目なのは「車中泊」用アイテム「LAND CRUISER 300 ES BED SYSTEM(以下、ランクル300 ESベッドシステム)」です。その詳細について話を聞いてみました。
オグショーは、各種トランスポーターの内装設計や施工、販売などを手掛ける静岡県の老舗カスタムメーカーです。
これまでも、ハイエースをベースにしたピックアップトラック「HIACE W PICKUP TRANSPORTER」や、日産「キャラバン プレミアムGX」をベースにした「ES TX CONCEPT」など数々のモデルを発表しています。
そんなオグショーのラインナップには「ランドクルーザー300」に装備できるオプションパーツがあります。
それがランクル300 ESベッドシステムです。
ランクル300の車内後部に設置できる3つのパーツをセットにした商品となっています。
ひとつ目のパーツが「フロアパネル」。
こちらはベッドシステムの安定性を高めてくれます。パネルには高耐久抗菌のUV樹脂コーティングを行っています。
ふたつ目のパーツが「ベッドフレーム」。
側面の壁に沿うような形状になっているため、ラゲージスペースの積載容量を減らさず利用できます。
そしてメインとなるのが「ベッドマット」です。
セカンドシートを前に倒して専用ベッドマットを配置すれば、長さ約1820ミリにまで展開できます。また、ランドクルーザーの上質で快適な室内の雰囲気を壊さないよう、少し厚めに作られているのも魅力です。
ベッドのカラーリングは3種類で、純正のシート生地色に合わせて選択できます。
ベッドマット生地も純正生地に近いレザーを採用しているため、統一感のある内装に設定できます。
ランクル300 ESベッドシステムの注目ポイントについて、オグショーの担当者は次のように話します。
「ボディに穴あけなどの加工をすることなく、ボルトオンで取り付けや取り外しができます。
また特殊な工具などを準備せず、DIYで簡単に設置できる点も特徴です」
ベッドマット下には豊富なスペースが確保され、キャンプ道具などの荷物を積載できるのも嬉しいところです。
前出の担当者によると、購入したユーザーからの反響も良いといい、ランドクルーザーでアクティブにアウトドアを楽しみたい人や、愛犬と一緒に車中泊を楽しみたい人などに好評とのことです。
オプションパーツとして、ハンガーなどを引っかけられる「ESサイドマルチパイプラック」や「ESロッドアタッチメント」、それに枕としても使える「ESクッション」などを展開しています。
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ランドクルーザーシリーズには、フラッグシップモデル「ステーションワゴン」と、悪路走破性を持ちつつ日常での快適性を付与している「ライトデューティー」、そして高い耐久性や走破性などオフロード性能を突き詰めた「ヘビーデューティー」という、3つのバリエーションがあります。
今回紹介したベース車のランクル300は、ステーションワゴンの系譜を受け継ぐ最上級モデルで、2021年に発売されました。
2023年8月には、ヘビーデューティー系列の「ランドクルーザー70(ランクル70)」の国内再販と、ライトデューティモデルの新型車「ランドクルーザー250(ランクル250)」が発表されました。
オグショーの担当者によると、今回の新型ランクル70やランクル250に合わせた「ES BED SYSTEM」の開発も検討しているとのこと。
両モデルともまだ正式発売前のため、開発スケジュールについては未定ですが、今後の展開が気になるところです。
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