高速道路にある「謎の小部屋」 最近素通りな人が多い「例の場所」 内部はどうなってるの?

実際に係員はどのような働き方をしているの?

 ここで、西日本高速道路のとある例を参考にして、勤務の様子をみてみましょう。

 8時45分に出社し、朝礼と引き継ぎを行い、9時に料金ブースで料金収受業務を開始します。

 11時から13時はETCレーンをモニターで監視し、その後、昼休憩をとります。

 チーフ職などであれば、午後の時間帯に進行している種工事の進捗をみたり、点検業者とやり取りしたり、レーンを切り替えるために事務作業を進めたりと管理業務などにあたることもあります。

 17時には午後の休憩があり、ここで夕食をとります。18時から再びETCレーンの監視業務にあたり、20時に夜休憩に入ります。

ETCの普及により接する機会が減った料金所の「中の人」
ETCの普及により接する機会が減った料金所の「中の人」

 その後、21時に夜間の緊急事態に備えて待機し、問い合わせにも対応します。深夜24時からは4時間以上の連続休憩で、シャワーを浴びたり仮眠をとったりします。

 翌朝4時に起床し早朝から料金収受業務を行い、6時から30分の休憩時間を挟んで、ETC監視業務にあたります。

 9時になったら、出社してきた係員に業務を引き継ぎ、9時15分で業務終了で。

 以上のことから、ひとりの係員が1日の中で料金所運営に関わるさまざまな業務にあたっていることがわかります。ETCは普及しましたが、料金所はまだまだ人が支えていると言えそうです。

※ ※ ※

 かつては年配男性が立っている印象のあった料金所ですが、現在では係員は一般募集され、自宅から通える範囲が勤務地であることがほとんどです。
 
 何気なく通る料金所では、付近のことをよく知る係員が対応してくれているかもしれません。

【画像】「えっ…!」 中の人凄い! 料金所の内部はこんな感じです! 写真を見る!(17枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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