トラックの「謎の小部屋」何に使う? 窓付きで内部が気になる! いすゞに正体を聞いてみた!

街中で走行しているトラックの運転席上部に斜めになった板のようなものが設置されていることがあります。なかには箱状になっており小窓が設置されていることがありますが、どのような目的でついているのでしょうか。

トラックの頭上にある小部屋とは

 トラックのキャビン上部には曲線形状の板や箱状のものが付いていることがあります。
 
 とくに箱状のものには小窓が設置されていることがありますが、この箱状のものにはどのような目的があるのでしょうか。

いすゞ「ギガ」ではオプションとして「マキシルーフ」が設定されるが、内部はどうなっているのか?(いすゞ自動車株式会社提供/編集部で加工)
いすゞ「ギガ」ではオプションとして「マキシルーフ」が設定されるが、内部はどうなっているのか?(いすゞ自動車株式会社提供/編集部で加工)

 日本国内の物流はトラック中心の運送がメインということもあり、日々多くのトラックを目にします。
 
 普段は意識することのないトラックをよく見てみると、運転席上部にはエアロパーツのようなさまざまな形状の板が設置されていることがあります。

 あれは「エアデフレクター」といい、トラックの見た目が精悍になるのはもちろんですが、空気抵抗を少しでも減らす目的で設置されています。

 トラックは多くの荷物を積むことを目的に開発されているので、空気抵抗を無視した箱型の形状がほとんどです。

エアデフレクターを設置することで空気抵抗を下げることで、直進安定性や燃費の向上、風切り音の軽減が図れる(いすゞ自動車株式会社の広報写真)
エアデフレクターを設置することで空気抵抗を下げることで、直進安定性や燃費の向上、風切り音の軽減が図れる(いすゞ自動車株式会社の広報写真)

 そのトラックにエアデフレクターを設置することで、さまざまな恩恵が得られます。

 まず、空気抵抗を下げることで、直進安定性や燃費の向上、風切り音の軽減が目的です。

 ほかにもエアデフレクターにあたった雨が直接フロントガラスに流れないように雨どいのようなものか取り付けられるなどの工夫がされています。

 エアデフレクターには、固定式と角度の変更ができる可変式とコストを優先した前面の板状になっているボードタイプの3つです。
 
 それ以外にもエアデフレクターにはルーフボックスのような箱状のタイプも存在します。

 箱状のエアデフレクターには、謎の小窓まで設置されていることもありますが、どのような用途で使用するのでしょうか。

【画像】「えっ…!」 「謎の小部屋」の内部が凄い! 意外と見れない写真がこれです!(9枚)

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