マジ!? トヨタから新型SUV「ランドホッパー」登場か!? 「ミニランクル」が現実に? 250&70発表で見せた「謎のシルエット」とは
2023年8月2日、トヨタは新型「ランドクルーザー250」と新型「ランドクルーザー70」を世界初公開しました。その発表会ではさらなるモデルが追加されることが示唆されており、一部では「ミニランクル」と言われているモデルです。そして8月17日には新たにトヨタが「ランドホッパー」を商標登録したようです。
トヨタが「ランドホッパー」を商標登録、その正体は?
2023年8月に「ランドクルーザー250」と「ランドクルーザー70」が発表されたことで、「ランドクルーザー300」と合わせてシリーズは3種類のラインナップとなりました。
一方、その発表会ではさらなるモデルが追加されることが示唆されており、一部では「ミニランクル」と言われているモデルです。
そしてその名は「ランドホッパー」という車名になる可能性があります。
その発表の場では、ランドクルーザーシリーズに今後新たな仲間が増えることが示唆されました。
壇上に登ったトヨタのサイモン・ハンフリーズ取締役・執行役員 デザイン領域統括部長は「(ランドクルーザーに対して)カーボンニュートラルへのさらなる提案や、より手に入れやすくできないか、なども考えているのです」と述べています。
この発言が行われたとき、ハンフリーズ氏の背景には小柄なSUVのシルエットが映し出されていました。
これらの情報を総合すると、近い将来、ランドクルーザーシリーズにコンパクトなボディのモデルが加わる可能性は高そうです。
さらに、それはこれまでのランドクルーザーシリーズよりも安価で手に入り、なおかつ電動化されたモデルであることも予想されます。
実際、トヨタは2021年に行われた「バッテリーEV戦略に関する説明会」で、「コンパクトクルーザーEV」という名のSUVを発表しています。
その後、コンパクトクルーザーEVは欧州の「カーデザインアワード2022」のコンセプトカー部門で賞を獲得しており、その際にはより詳細なデザインも公開。
そのスクエアなボディは、発表会の場でシルエットとして登場したコンパクトSUVとよく似ているうえ「EV」の名を冠していることから「カーボンニュートラルへのさらなる提案」という点にも合致します。
つまり、ハンフリーズ氏の発言は、コンパクトクルーザーEVの登場を示唆しているものと考えられるのです。
そして2023年8月17日、トヨタが「LAND HOPPER(ランドホッパー)」という名称を商標登録したことが明らかになりました。
これらは「第12類(乗物)」に区分されており、より具体的には「自動車並びにその部品及び附属品,二輪自動車・自転車並びにそれらの部品及び附属品」などに用いられるものとして登録されています。
これが新型車の名前なのか、それとも特別仕様車やグレードの名前であるのかは明らかではありません。
しかし、陸を意味する「LAND」という言葉が含まれていることから、ランドクルーザーシリーズとなんらかの関わりがあると考えるのが自然です。
そこで予想されるのが、コンパクトクルーザーEVの市販モデルがランドホッパーという名称で登場するという可能性です。
「陸の巡洋艦」を意味するランドクルーザーは、その名のとおり、堂々たるボディでどんな道でも走破する力強さを持っています。
一方、「ホッパー」は「跳びはねる」という意味を持つ英語です。
ランドクルーザーのような重厚なイメージがある言葉ではありませんが、コンパクトなEVを表す言葉としては悪くはないかもしれません。
いずれにせよ、この謎のSUVがどのようなモデルであるのか、現時点でトヨタから公式なアナウンスはなく、続報が待たれます。
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新型ランドクルーザー250と新型ランドクルーザー70の発表会では、コンパクトなSUVに加えて、ロングボディを備えたSUVのシルエットも登場しています。
こちらについても詳細は明かされてはいないものの、バッテリーEV戦略に関する説明会で登場した「bZ ラージ SUV」とよく似ています。
ただ、大型のSUVは「ホッパー」という言葉のイメージとはややかけ離れていることから、やはりランドホッパーはコンパクトSUVに対して用いられる可能性が高いと言えそうです。
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