スバルの高性能セダン「WRX」に“めちゃ和風”な「桜エディション」登場!「6MT」搭載のハイパフォーマンス仕様に期待大! 尼で実車展示
スバルのインドネシア法人は2023年8月10日、スポーツセダン「WRX」に特別仕様車となる「チェリーブロッサムエディション(直訳:桜エディション)」を発表しました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
MTアリ! めちゃ“和”を感じる「WRX」出た!
2023年8月10日から11日間にわたってインドネシアの首都ジャカルタで開幕された「ガイキンド インドネシア国際オートショー2023(以下、インドネシアオートショー)」にて、スバルのインドネシア法人は、スポーツセダン「WRX」に特別仕様車となる「チェリーブロッサムエディション(直訳:桜エディション)」を発表しました。
WRXは、かつて「インプレッサ」の高性能モデルとして登場したスポーツセダンやスポーツハッチ。
2014年からはインプレッサから完全に別車種として切り離され、独自の車名として「WRX」を名乗るようになりました。
現行モデルは、2021年にフルモデルチェンジした2代目モデルで、日本では「WRX S4」の名で販売されています。
WRXの外観は、最新のスバルのデザインコンセプト「BOLDER」を採用しており、停止状態でも疾走感のある前傾したアグレッシブな造形とブランドアイコンでもあるヘキサゴングリルを組み合わせた、塊感のあるスタイリングが特徴的です。
目を引く樹脂製フェンダーは、ボディの保護のみならず空力性能を高める機能も持ち、スポーティな走りを命題とするWRXには欠かせないパーツとなっています。
WRXのパワートレインには、最高出力275馬力、最大トルク375Nmを発揮する2.4リッター水平対向4気筒直噴ターボ「DIT」エンジンを搭載。
駆動方式は全車AWD(全輪駆動)で、ワインディングや高速走行では力強い加速感を実現しながら、日常的な使用が想定される街乗りでもスポーティな走行性能を楽しめるセッティングとなっています。
今回インドネシアオートショーで公開されたモデルは、特別仕様車となるチェリーブロッサムエディション。
通常モデルのWRXに“桜色”の専用パーツを追加することで、ノーマルとは全く異なる存在感を放つ特別なモデルです。
その装備を見ると、STI仕様のフロントアンダースポイラーやサイドアンダースポイラー、リアサイドアンダースポイラー、リアアンダーディフューザー、トランクスポイラーなど、数多くの空力パーツを装着し高性能化と迫力の向上が図られています。
さらに内装にも、STI仕様のシフトノブやプッシュエンジンスイッチを備え、運転時のドライバーの高揚感を高める様々な仕掛けが盛り込まれることが分かります。
また、インドネシアで展開されるWRXには、日本には存在しない6速MT仕様のモデルもラインナップされており、発表された特別仕様車にもしっかりとMT仕様とAT仕様の両方が用意されています。
インドネシアでのそれぞれの販売価格は、MT仕様の「WRX チェリーブロッサムエディション M/T」が9億1950万ルピア(約874万円)、AT仕様の「WRX チェリーブロッサムエディション tS EyeSight SPT」が10億2400万ルピア(約974万円)です。
和道の桜ホイール履いてんのか!?