怖ッ! 「路肩ミサイル」や「高速を歩く歩行者」なぜ存在? ドラレコに映る2つの“カオス”な危険行為が話題に
SNSに投稿されたドライブレコーダーの映像に、連続する2つの危険な光景が映っていました。どのような内容なのでしょうか。
「なんでいるの!?」高速道路に人影
クルマが時速100キロほどの速度で行き交う高速道路は、ちょっとした不注意で大きな事故につながるおそれもあるため、運転時には十分に気をつける必要があります。
高速道路を走行していたあるユーザーのドライブレコーダーが捉えていた、連続する2つの危険な光景がSNSで話題となりました。どのような映像なのでしょうか。
shin’s Car Life(@shin4539)さんは以下のコメントとともに、ひとつのドライブレコーダーの映像を投稿しました。
「今日の東名。
路肩走行のミサイルさんと、高速を歩く歩行者。事故にならなくて良かった」
長さ15秒ほどの動画には、渋滞気味の高速道路の路肩を1台のクルマが勢いよく走り去っていく光景とともに、その路肩を歩く人が映っています。
今回の投稿経緯について、shin’s Car Lifeさんは以下のように話します。
「この動画の直前にも路肩走行のクルマがおり、危ないなとは思っていたのですが、今回の歩行者がいる脇をすり抜けて行く動画は、安易に路肩走行すると予期せぬ危険があるんだという状況がたまたま映っていたため、投稿しました」
映像を見たほかのユーザーからは「カオスだな…」「なにこの地獄は」「え、なんで歩行者いるの!?」など、驚く声が多数寄せられています。
今回の映像は、高速道路で禁止されている「歩行者の進入」「路肩走行」の2点の危険行為が該当します。
まず「歩行者の進入」ですが、道路法第48条の11、高速自動車国道法第17条で、そもそも高速道路への歩行者や自転車などの進入は禁止されています。
高速道路各社は、高速道路入口に進入禁止の標識や看板、ポールを立てるなどの対策を取っているものの、今回のように誤進入してしまうケースは少なくないのが現状です。
映像の歩行者について、shin’s Car Lifeさんは以下のように説明します。
「後ろ姿しか見えておりませんが、服装などから中高年の男性だと思います。
後方を気にすることなくまっすぐ前を見て歩く様子から、ここが歩行者立入禁止の場所だと認識していないように感じました」
こうした高速道路に誤進入してしまうケースについて、首都高速道路の場合は、高齢者が一般道と間違えて進入してしまったり、酒酔いで高速道路だと認識できず誤って進入してしまったり、料金所へ道を聞くために進入してしまう場合なども発生しているといいます。
なかなか防ぎきれない歩行者などの誤進入ですが、クルマを運転中に見かけた場合はどうしたら良いのでしょうか。
その場合は、すぐに道路緊急ダイヤル「#9910」または「110番」で緊急通報するようにしましょう。
なお非常電話で通報する場合、高速道路の本線に設置してある非常電話は走行できなくなった人のための緊急専用であるため、サービスエリア・パーキングエリア内の非常電話を利用するようにしましょう。
※ ※ ※
高速道路では時速100キロ近い速度でクルマが走行しており非常に危険です。
悲惨な事故を引き起こさないためにも、少しでも早く通報するのが望ましいといえるでしょう。
路肩走行なんて名古屋じゃ当たり前でしょ。