都道沿い9店舗でも除草剤成分 公表されたビッグモーターの「場所」は? 東京都は被害届提出を検討
東京都内の都道に面するビッグモーター9店舗付近で、除草剤の成分が検出されたことが分かりました。
都道沿い14店舗を調査
中古車販売大手ビッグモーターの店舗前の街路樹が枯れていた問題で、東京都は2023年8月16日、都内9店舗付近で除草剤の成分が検出されたと発表しました。
都が調査したのは、都道沿いにあるビッグモーター16店舗のうち、街路樹が植えられている14店舗の近くの土壌です。除草剤が検出された場所と該当する道路は次のとおり。
・世田谷区八幡山三丁目付近(環八通り)
・世田谷区代田一丁目付近(環七通り)
・練馬区谷原一丁目付近(目白通り)
・練馬区関町北五丁目付近(新青梅街道)
・立川市錦町六丁目付近(甲州街道)
・青梅市新町四丁目付近(青梅街道)
・国立市泉四丁目付近(いずみ大通り)
・武蔵村山市本町一丁目付近(新青梅街道)
・多摩市貝取五丁目付近(鎌倉街道)
都はこの9か所について、警察に被害届の提出を相談するとともに、ビッグモーターに対して原状回復などを求めていくとしています。
なお、この街路樹が枯れていた問題は全国に波及しています。
国土交通省は7月、国が管理する国道に面したビッグモーター111店舗付近を調査し、うち10店舗(速報値)の前の街路樹で枯死を確認しています。
今後の調査で除草剤の散布が確認できた場合、警察に被害届を提出するともに、原因者が特定されれば損害賠償などを請求する必要もあると考えているとしています。
このほか、札幌市、群馬県、神奈川県、埼玉県、さいたま市 、名古屋市、佐賀県などでも、調査で除草剤の成分が検出されたり、それにより被害届を提出したりしています。
ビッグモーターは7月28日、この問題に対し「当社の複数店舗におきまして、過去に店舗で清掃活動の際に使用した除草剤等による影響により、街路樹や植え込みが枯れた可能性が高いことが判明いたしました」と謝罪したうえで、「当社として原状回復に向けた手続きを行ってまいります」との意向を示しています。
「川崎店」前の樹木の伐採については「本部の指示」という話が、時事通信配信の記事で出てました。
それから、愛媛県松山市の衣山店の看板が異常にでかいことで条例逃れをしていたということが週刊現代のWeb版で出ていました。もっと、いろいろな問題が出てきそうですね。