アンダー100万円のスズキ「謎ワゴン」が凄い! 全長3.6mの黄色ナンバーじゃない「ワゴンR」に驚き… MTもある仕様とは

スズキ「ワゴンR」には軽自動車規格ではない仕様が存在します。日本ではまず見ることのできないモデルですが、いったいどこで走っているのでしょうか。

ワゴンRは軽自動車のイメージを刷新した重要な1台

 軽自動車の代表格とも言えるスズキ「ワゴンR」。
 
 実は「軽自動車ではない」バージョンのワゴンも存在すると言います。

日本よりもデカいのに安い? スズキ「ワゴンR」の謎仕様とは
日本よりもデカいのに安い? スズキ「ワゴンR」の謎仕様とは

「日本の自動車史に残る軽自動車」を10台挙げたとき、まず間違いなくその名前が上がるのがワゴンRです。

 かつて、軽自動車といえば室内の狭いものか商用車ベースのものがほとんどで、どちらも快適性の高いクルマとは言えませんでした。

 一方、1990年に道路運送車両法が改正され、軽自動車のボディサイズや排気量の上限が引き上げられることになりました。

 そのなかで登場した初代ワゴンRは、可能な限り全高を上げることで居住性や開放感を高め、必要十分なパワーを持つ実用的なモデルであったことから、従来の軽自動車のイメージをくつがえす存在として多くのユーザーから高く評価されました。

 ワゴンRの成功を目の当たりにしたダイハツはすぐさま「ムーヴ」の開発に着手し、1995年に発売します。

 そこからしばらくの間、日本の軽自動車市場はワゴンRとムーヴという2台の「トールワゴン」を中心に回っていくことになります。

 ワゴンRは、2006年から2011年には5年連続で軽自動車販売台数1位を獲得するなど圧倒的な販売台数を記録。

 さらに、全高の高い「スーパーハイトワゴン」が売れ筋となっている現在でも常に販売台数ランキングの上位に位置しています。

 ただ、販売台数はワゴンRを評価するひとつの尺度に過ぎません。

 ワゴンRの本当の価値は、それまで「安かろう悪かろう」という印象の強かった軽自動車を「実用性に優れたコストパフォーマンスのよいクルマ」へと刷新したという点にあります。

 そういった意味では、現在販売されている軽自動車の多くは、ワゴンRが切り拓いた道の上を歩んでいると言えます。

 このような背景もあり、ワゴンRは日本を代表する軽自動車のひとつとして広く知られています。

【画像】えっ… なんでこんなにデカい? 小さくない「ワゴンR」の写真を見る!(47枚)

【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー