お盆の高速「最長渋滞」は48.9km 交通量は前年比7%増! コロナ禍前の水準にどれだけ戻った?
高速道路各社が、2023年お盆期間における高速道路の交通状況(速報)を発表しました。
各地で30km以上の激しい渋滞を記録
NEXCO東日本・NEXCO中日本・NEXCO西日本と本四高速は2023年8月17日、お盆期間(8月9日~16日)の高速道路の交通状況(速報)を発表しました。
お盆期間の1日あたりの平均交通量(代表40区間)は4万4100台で、2022年同時期の4万1200台と比べると107%、コロナ禍前の2019年(4万7500台)と比べると93%でした。
10km以上の渋滞は261回で、2022年(193回)から35%増加。さらに30km以上だと14回で、2022年(10回)から40%増えました。
渋滞のピークは、下りが11日、上りが14日でした。
最も長かった渋滞は、10日9時50分頃、圏央道の内回り(海老名方面)八王子JCT付近で48.9km。交通集中と緊急工事が原因です。
ちなみに翌日11日の7時25分頃には、隣接する中央道の下り上野原IC付近で45.5kmの渋滞も発生しています。
このほか東北道も激しく混雑し、11日8時35分頃に下り矢板北PA付近で36.7km、13日17時頃に上り久喜IC付近で36.3kmなどの長い渋滞を記録。
近畿でも9日17時50分頃、名神下り旧山科バス停付近で37.9kmなどの渋滞が発生しました。
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