ド迫力の新型「SUVミニバン」まもなく登場へ? 三菱「デリカ」ベースのブラーバ「オーカス」開発最終段階に
2023年8月16日、KUHL JAPAN(クールジャパン)は、新ブランド「VRARVA(ブラーバ)」シリーズの第2弾となるコンプリートカー「ORCUS(オーカス)」の開発風景を公開しました。開発は最終段階へと来ているようです。
ド迫力の新型「SUVミニバン」開発最終段階に
2023年8月16日、様々な国産車のカスタマイズパーツを展開しているKUHL JAPAN(クールジャパン)は、新ブランドの「VRARVA(以下ブラーバ)」シリーズの第2弾となるコンプリートカー「ORCUS(以下オーカス)」の開発風景を公開しました。
どのようなモデルなのでしょうか。
ブラーバは、「近未来クロスオーバーカー」をテーマとしたコンプリートカーシリーズです。同シリーズのクルマは、装甲車のようなミリタリーな世界観を持ち、「金属」「鋼」「戦闘機」「スピード」などのテイストも盛り込んだ、メカニカルで近未来なイメージを持つクルマとなっています。
シリーズ第1弾の「MARS(マーズ)」は、トヨタのクロスオーバーSUV「RAV4」をベースに、ウィンドウやルーフ、ライト類を除いたすべてにボディキットを装着し、標準のRAV4とは大きくかけ離れたデザインへとイメージチェンジを果たし、まさに“装甲車”といった姿へと変貌しています。
今回開発風景が公開されたのは、シリーズ第2弾となるオーカス。2023年6月14日に初公開・予約受付が開始されたモデルで、三菱のSUVミニバン「デリカD:5」をベースとし、マーズと同様、”近未来の装甲車”のようなクロスオーバーワゴンへと変化しています。
フロントマスクはライト類のみ純正を使用し、残りのパネルは全て交換。左右とセンター部分を大きく上部へと膨らませ、かなり立体感を出したボンネットや、「VRARVA」文字ロゴを配置し上部が突き出した逆スラントグリル、さらに純正バンパーよりも短くオフロード走行で重要なアプローチアングルを確保するフロントバンパーなどを装備することで、近未来を意識させる顔つきに。
サイドは、ボンネットやフロントバンパーからつながるオーバーフェンダーが、フロントドアやスライドドアまで大きく被さるとともに、片側30mmのワイドボディ化が行われ、迫力を増しています。
フェンダーにも凹凸を施しスクエアなデザインとすることで、軍用車を連想させるデザインとしています。
リアもテールレンズ・リフレクター以外は全て変更。角張ったリアバンパー下部にはシリーズに共通するジェット戦闘機をイメージさせる大開口ダクト風デザインを採用し、「VRARVA」らしい雰囲気を高めています。
オーカスについて、2023年6月14日時点では3Dデータがほぼ完成した状態としていましたが、今回“開発最終段階”となる“現車合わせモデリング”の様子が公開されました。
KUHL JAPANは、開発状況について以下のように記載しています。
「やはりかなりのパーツ点数と、スライドドアという点など、開発難易度が高いため、若干開発スケジュールが遅れていますが、かなりインパクトのある『カスタムカー』が完成するかと思いますので、楽しみにしていてください」
まもなく登場予定と思われるオーカスの実車がどのようなモデルとなるのか、注目です。
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