ダイハツ新型「小型バン」世界初公開! 「一文字ライト&つるつるボディ」の“斬新”モデルがインドネシアで実車展示! 反響は?
ダイハツのインドネシア法人が初公開したコンセプトカー「VIZION-F」について、SNSなどではさまざまな感想が投稿されています。
次期モデルへの期待も?
ダイハツのインドネシア法人アストラ・ダイハツ・モーターは、2023年8月10日から11日間にわたって開催されている「ガイキンド(GAIKINDO・インドネシア自動車製造業者協会) インドネシア国際オートショー2023」(以下インドネシアショー)で、コンセプトカー「VIZION-F」を世界初公開しました。
このVIZION-Fについて、SNSなどでは多くのユーザーが話題にしており、さまざまな感想が投稿されています。
VIZION-Fは現地法人ADM R&Dが企画・製作し、小型商用車「グランマックス バン」をベースとしたしたコンセプトEVです。
パワートレインは28kWhの大容量バッテリーと35kWのモーターを組み合わせ、最高時速は100km/h、航続可能距離は約200kmを確保しました。
主な用途として、レスキューユニット(緊急時に電力を供給できるバッテリーを搭載した緊急車両)、キッチンカー、キャンピングカー、公用車などを想定しているといいます。
エクステリアはボディラインやドア形状などにグランマックス バンの面影を残していますが、フロント・リアフェイスをはじめスタイリッシュにデザインされています。
カラーはシルバーとグレーを基調とし、EVをイメージしたというエレクトリックイエローのアクセントカラーを取り入れたほか、フロントは真一文字のヘッドライトや文字やロゴを表示できるデジタルレイヤーを取り入れました。
デジタルレイヤーはヘッドライト間に加え、通常ロアグリルが装備される位置にも大型のものを設け、広告などを表示できるようになっています。
リアドアおよびクオーターのウインドウは塞がれ、フロント同様にデジタルレイヤーを搭載。ドアハンドルは段差のないフラッシュ型を採用し、ドアミラーもかなり小型のものを装備するなど、全体的に滑らかなボディが特徴です。
インテリアも実用重視のグランマックスとは大きく異なっており、8インチのデジタルメーターを基本とする水平基調のダッシュボードを採用。
中心には15.6インチにタッチスクリーンディスプレイを装備し、異型ステアリングや電制シフトを装備するほか、外装同様アクセントのイエローが随所にあしわられています。
そんなVIZION-Fですが、SNSなどではさまざまな感想が投稿されています。
「EVは(純ガソリン車と違い)給排気もいらないからデザイン自由だなぁ」「今後この手のフロントが流行るのかもしれない」など、デザインの自由度が高いEVの特性や真一文字デザインのフロントフェイスがトレンドとなっているのを再認識する声がありました。
また、「コンセプトは素晴らしいですね」「開発頑張って欲しい!」など、斬新な発想を支持し、今後の開発について応援とも取れる投稿も。
さらに、「次期グランマックス?」「次期タウンエースのデザインはこういう方向性なのか?」など、登場から15年が経過したOEM車のトヨタ「タウンエース」とともに次期型登場を期待する人もいるようです。
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ダイハツブースではこのほか、2023年3月に発売した5人乗りコンパクトカーの新型「アイラ」のショーモデルや、日本のみで展開している軽自動車「アトレー」も展示しています。
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