いつ使う? 「謎のA/Cボタン」何の意味? 押すとどうなる? 得する使い方とは
除湿機能はクルマの曇り止めに効果絶大!
車内は想像以上に曇りやすい環境で、とくに夏場と冬場などの車内外の気温差で激しい場合に結露が発生しやすくなっています。
また梅雨の時期などでは車内に雨などの水分を持ち込むと、湿度があがり曇りやすくなります。
狭い車内空間で大人数で乗車をすることも曇りやすくなる要因のひとつです。
本格的に曇ると視界が悪くなるだけでなく事故などに繋がるので、曇りやすくなる環境が想定される場合には、A/Cをオンにしておくと曇り止め防止になるため安心感が高まります。
また、曇りやすい状況では内気循環のスイッチを切り替えて外気導入にするのも効果的です。

フロントウインドウの曇り除去には、強制的に窓に暖かい風を送るデフロスターとリアウインドウにはドアガラスにプリントされた熱線で曇りを除去するデフォッガーを併用するのもひとつの手です。
ここまでの話を見ると、A/Cをオフにする必要はなさそうですが、オンにすることでネガティブな要素が生じることがあります。
それは、カーエアコンを作動するコンプレッサーは、電力の消費が激しいために動力をバッテリーからではなくエンジンの動力から供給しており、A/Cをオンにしているとその分、燃料消費率が高くなることです。
そのため、A/Cをオンにしている状態だと、クルマにもよりますが約1割程度の燃費が悪化すると言われています。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。












