6年ぶりにホンダが新型「N-BOX」初公開! 「日本イチ売れる車」全面刷新で秋発売! ライバル勢への影響は

ホンダは、3代目となる新型「N-BOX」シリーズを2023年秋に発売することを明らかにしました。軽自動車市場ではダイハツ「タント」やスズキ「スペーシア」が直接的なライバルとなりますが、それらに対する影響はどうなっているのでしょうか。

新型N-BOXがフルモデルチェンジ!他メーカーへの影響は?

 軽自動車の中でも毎年トップクラスの販売台数を記録するホンダ「N-BOX」が6年ぶりにフルモデルチェンジを行い2023年秋に発売されます。
 
 新型N-BOXの登場に競合車種ともいえるダイハツ「タント」やスズキ「スペーシア」にはどんな影響があったのでしょうか。

日本一売れているクルマのホンダ「N-BOX」がフルモデルチェンジ! ライバルのダイハツ「タント」や「スズキ「スペーシア」はどんな影響が?
日本一売れているクルマのホンダ「N-BOX」がフルモデルチェンジ! ライバルのダイハツ「タント」や「スズキ「スペーシア」はどんな影響が?

 N-BOXは、2023年上半期(1~6月)における販売台数が11万2248台となり、登録車を含む新車販売台数において第1位を獲得。

 さらに軽自動車としては2015年から2022年まで連続で販売台数1位を記録するなど日本で1番売れている軽自動車です。

 初代N-BOXは「日本にベストな新しいのりものを創造したい」という開発コンセプトに基づき、2011年11月に発売されました。

 2代目は初代のコンセプトを継承しながら2017年 9月に登場。

 歴代を通して、子育て層、若年層、高齢層まで幅広いユーザーから人気があるモデルです。

 そして、2023年8月3日に3代目へとフルモデルチェンジすることが発表されました。

 3代目となる新型N-BOXは先代モデルより、外装は直線基調の骨格を意識しつつ、ストレスが少なく安心できるデザインが意識されています。

 また内装も先代モデルよりも高い質感かつ乗り心地を重視したクルマに変更されました。

 さらに、先代モデルより水平基調のダッシュボードに変更。また、走行メーターには「液晶メーター」を採用しており、メーター周りの見やすくなりました。

 グローブボックスの大きさは先代モデルから約2倍の大きさに変更され、車検証入れだけでなく、ティッシュケースや小さい小物まで収納可能です。

 加えて、新型N-BOXカスタムでは外観が全体的にロー&ワイドな見え方と空力性能を配慮したデザインとなっています。

 黒装飾やライティングなど、高級感のあるシックなイメージとなりました。

 フロント部分には新たに一文字形状を採用し、グリル上部から一体して光ることでワイドさを強調しています。

3代目となるホンダ新型「N-BOX」(左:標準/右:カスタム)
3代目となるホンダ新型「N-BOX」(左:標準/右:カスタム)

※ ※ ※

 そんなN-BOXですが、軽自動車市場において同じ「軽スーパーハイトワゴン」に分類されるのがダイハツ「タント」とスズキ「スペーシア」です。

 タントとスペーシアは、N-BOXと比較検討されるクルマとして高い人気と知名度を誇るクルマでもありますが、N-BOXのフルモデルチェンジでどのような影響があるのでしょうか。

 最初にホンダの販売店では次のように話しています。

「8月3日に新型N-BOXのデザインやパッケージなどが公開されたあとは多くの問い合わせを頂きました。

 その際にはタントやスペーシアを検討しているもしくは、現在乗っている人からの問い合わせもあり、『今後の詳細も欲しい』という声もありました」

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